JapriseとJLPTの関係
2025-10-06 13:20:02

日本語スピーキングテスト「Japrise®」とJLPTの相関関係を解明

日本語スピーキングテスト「Japrise®」とJLPTの相関関係



近年、日本語を話す力に関する新しい評価基準が求められています。バベルメソッド株式会社が提供するオンラインテスト「Japrise®」は、国際的な基準であるCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)に基づいており、日本語能力試験(JLPT)との関連性に迫る調査結果が発表されました。これにより、読む・聞く力を持ちながら話せない、あるいは、一定の日本語能力しか持たない人がどのように業務に対応できるのかが明らかになりました。

「Japrise®」の概要


「Japrise®」は、日本語での会話能力を測定するために開発されたテストです。東京外国語大学と共同で研究され、受験者はオンラインで手軽に受験することができます。テストは約20分で、受験者のスピーキング能力を自由な回答形式で評価します。最も重要な点は、単なる結果の提示に留まらず、その後の学習に向けた具体的なフィードバックを提供することです。

重要な発見


読む・聞く力があっても話せるとは限らない


調査の結果、JLPT N1やN2に合格している受験者の中にも、CEFRの評価で「基礎段階」に分類される割合が約4割に達しました。これは、日本語の理解力が高くとも、実際に話す能力はそれに比例しないことを示しています。例えるなら、TOEICのスコアが高くても、実務での会話に支障をきたすケースがあるように、日本語でも同様の傾向が見られるのです。

N4合格者の実力


一方、JLPT N4合格者の中には、業務上の簡単なコミュニケーションができるスキルを持つ人も多いことが分かりました。CEFRのA2に該当する評価を受ける人もいて、これらの受験者は新卒入社時における即戦力として十分な能力を有していることが示唆されます。国際的に活躍する外国人材の中で、大学から日本語を学び始めたケースは多く、これからの評価基準の見直しが急務です。

日本語力の新たな評価基準


「Japrise®」の導入は、企業にとって日本語力をより正確に測る手段を提供します。これまでのように読む・聞く能力だけでなく、実際に話す力を重視することで、企業はより実践的な能力を持った人材を見つけ出すことができるのです。特に、営業職や接遇職においては、スピーキング能力と読む・聞く力の両方が求められます。

競争力を高める発信力


東京外国語大学の春名学長も言及したように、外国人が社会で活躍するためには、他者と円滑にコミュニケーションを取る力が重要です。今後、発信技能に特化した評価がますます重要になる中で「Japrise®」は、その一翼を担うことが期待されます。

今後の展望


「Japrise®」は、今後も受験者数の増加に伴い、さらなるデータ分析を進め、他の言語能力評価制度との相関関係を明らかにしていくでしょう。これにより、日本語力の評価基準が一層強化され、国際的な舞台で即戦力となる人材の育成に寄与することが期待されます。企業が求める人材の姿は多様化しつつありますが、正しい評価基準があればこそ、その育成も可能となるのです。

お問い合わせ


テストに関する詳しい情報は、バベルメソッド社の公式サイトやお問い合わせ先にてご確認いただけます。テストの受験を希望される方はぜひ、以下のリンクをご利用ください。

Japrise® 公式サイト
お問い合わせ

バベルメソッドは、今後も多文化共生を促進し、発信力を測ることの重要性を広く伝えていきます。


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会社情報

会社名
バベルメソッド株式会社
住所
東京都品川区西五反田7-9-5SGテラス 6F
電話番号
03-6820-0240

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