HCJ2019に登場!
2019-01-22 11:01:28

業界初!食品・食器仕分けロボットが HCJ2019 に登場

業界初!食品・食器仕分けロボットが HCJ2019 に登場



2019年2月19日から22日まで、東京ビッグサイトにて開催される「国際ホテル・レストラン・ショー 2019」(略称:HCJ2019)で、ロボット技術を駆使した「食品・食器 仕分けロボット」が初めて展示されます。このイベントは、ホテルやレストラン業界に関わる企業が集まる国内最大の展示会で、昨年には906社が参加し、2349のブースが設けられるなど大盛況を迎えました。

「食品・食器仕分けロボット」の特長


出展するのは株式会社チトセロボティクスで、同社の展示スペースでは具体的なデモンストレーションが行われます。ロボットは、はじめて見る食品や食器でも認識し、自動でつまみ上げ、指定されたラックや運搬用トレーに整列させることが可能です。

このシステムは、業界が直面している人材不足を補うことを目指し、厨房作業やセントラルキッチンでの運用が想定されています。特に、飲食店舗や病院の厨房では食器洗浄作業を補助することで、生産性を向上させる見込みです。また、セントラルキッチンでは惣菜の仕分けや荷詰め作業を自動化し、労働力を効率良く活用できます。

さらに、このロボットは株式会社チトセロボティクスの独自制御技術「ALGoZa」を搭載しており、このテクノロジーによって長期間高精度な制御を実現しています。高度なアルゴリズムは、初めて見る食品でも1ミリ単位でのハンドリングが可能なため、さまざまな食品や食器類に対応できます。このことにより、厨房での業務効率は大幅に向上するでしょう。

HCJ2019について


HCJ2019は、一般社団法人日本能率協会や日本ホテル協会などが主催している業界向けの展示会で、今年も多くの来場者が見込まれています。入場には3000円の料金が必要ですが、招待状を持参することで無料で入場が可能です。この展示会は、業界の最新技術や設備に触れる良い機会であり、今後の飲食業界の発展に向けたヒントが得られるイベントともなっています。

会社概要と今後の展望


株式会社チトセロボティクスは、労働生産性向上と人材不足解消を目指して、さまざまな自動化ソリューションを提供している企業です。代表取締役の西田亮介氏が立命館大学在学中に開発した「ALGoZa」という制御理論は、ロボットの立ち上げ作業を大幅に効率化しました。これにより、複雑な環境での運用が容易になり、迅速且つ高精度なロボットの展開が可能です。今回のHCJ2019出展を通じて、さらなる企業との連携を促進し、社会的な課題解決に向けて邁進していく予定です。さらに、内閣府の「戦略的イノベーション創造プログラム」にも採択されており、科学技術イノベーションによる日本の未来づくりにも貢献しています。

この展示会での試みは、業界に新しい風を吹き込むとともに、今後の飲食業界における自動化の流れを加速させる重要な一歩であると言えるでしょう。

会社情報

会社名
株式会社チトセロボティクス
住所
東京都文京区春日2-19-1
電話番号
03-5615-8271

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