高校生の携帯事情
2011-01-06 14:24:16
携帯電話デビューはやはり高校生からが主流!最新調査結果
高校生の携帯デビュー事情
近年、携帯電話を持つことが一般的になった日本ですが、特に平成生まれの若者においては、高校入学が携帯デビューの大きなきっかけとなっていることが、MMD研究所による調査で明らかになりました。この調査は、2010年に10代・20代の男女738人と、小学6年生から高校3年生の子供を持つ親1645人を対象に行われました。
親が考えた携帯電話の購入時期
調査結果によると、小学6年生から中学3年生の親の64.0%が「高1」を子供に携帯電話を持たせる時期として考えていると回答しました。中学3年生の子供を持つ親に限れば、この割合は86.8%にまで上昇します。
さらに、携帯電話購入の理由として最も多い回答が「入学・卒業・受験合格祝い」で、55%の親がこれを挙げています。特に中学3年生の親においては72%がこの理由で購入を考えているそうです。安全面や親子間の連絡の便利さを求めている家庭も多いことがわかりました。
高校受験合格のご褒美としての携帯
次に、高校受験を経て携帯電話を手に入れるケースが多いことも注目されています。約7割の学生が高校受験合格のご褒美に携帯電話をおねだりしたとのことで、その理由は主に「友達とのつながり」や「友達が持っているから」というものでした。友達と離れる不安から、携帯電話の必要性を感じている若者が多いようです。
初めての携帯電話は親と一緒に
さらに、携帯電話を選ぶ時の基準として、「親と一緒のキャリア」という回答が最も多く、その結果高校生の約8割が「親に携帯料金を払ってもらっているため、携帯料金を気にしている」とも答えています。これにより、若者の携帯電話選びが親の影響を受けていることが浮き彫りになりました。
中3が選ぶ希望のキャリア
最後に、中学3年生における携帯会社の選択肢についても調査が行われ、自分が望む携帯会社として一番人気があったのがauという結果になりました。購入希望者の約60%が「親と一緒」という理由を挙げており、家族でのコラボレーションが重視されていることが伺えます。
まとめ
調査結果から、平成生まれの日本人にとっての携帯電話は高校入学の新たなステータスであり、その購入時期や理由は多岐にわたることが明らかになりました。特に、入学式や卒業式、受験合格祝いなどのイベントにおいて、携帯電話が重要な位置を占めていることがわかります。今後も親子でのコミュニケーションが求められる中、携帯電話はますます重要なツールとなることでしょう。
会社情報
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株式会社アップデイト
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