物流倉庫向けの新たな挑戦
株式会社Nexa Ware(ネクサウェア)と株式会社椿本チエインは、物流業界に革命をもたらす「物流倉庫向け遠隔フォークリフト操作システム」の実証実験を始めます。このシステムは、既存のフォークリフトにセンサやカメラを取り付けることにより、遠隔からフォークリフトを操作できるようにするものです。
実証実験の背景
この新しいシステムの開発は、3社の強力な連携から生まれました。Nexa Ware、ロジスティード、三菱HCキャピタルの3社は、持続可能な物流を目指し、2025年3月に事業化に向けて共同検討を行う基本合意書を締結しました。このプロジェクトは、フォークリフトオペレーターの慢性的な不足や、冷凍倉庫での厳しい作業環境の改善、安全性向上を目指しています。
実証実験のパートナーとして椿本チエインも参加し、技術開発に貢献することとなりました。これにより機能や性能の評価ができるシステムが完成し、具体的な検証が可能になります。
実証実験の詳細
実施場所と期間
実証実験は2025年11月4日から12月26日まで、ロジスティード東日本株式会社の館林営業所で行われます。ここではさまざまなフォークリフトオペレーションが実施され、技術と事業性の評価が行われます。
システム概要
この新システムでは、フォークリフトの操作に必要な各部品にアクチュエータを取り付け、遠隔操作を可能にします。センサやカメラの情報を活用し、遠隔地にいるオペレーターが実際の倉庫業務を模した環境で、しっかりと操作を行なえる仕組みが整っています。
特徴
1.
柔軟な運用: 既存のフォークリフトに後付けできるため、新たな機材購入を最小限に抑えることができます。さらに、他のフォークリフトとの互換性も考慮されています。
2.
安全対策: フォークリフトには8個のカメラと15個のセンサが搭載され、遠隔操作者による安全な操作を実現。ARアシストアプリケーションを通じて、リアルタイムで情報を確認しながら操作が行えます。
3.
低遅延通信: 遠隔操作においては、操作の信号が迅速に伝送される低遅延な通信技術が活用されており、リアルタイムの遠隔操作を可能にします。
各社の役割と今後の展望
Nexa Wareは本実証の主導を行い、ロジスティードと三菱HCキャピタルがそれぞれフィールド環境や事業性の評価をサポートします。椿本チエインは技術開発のフォローを担います。
今回の実証実験を通じて、遠隔フォークリフト操作システムの機能と性能を評価し、さらなる改善を行います。2025年度中に試験的販売を行い、2026年度には商業販売を開始することが目標です。今後の進展から目が離せません。
詳細に関しては、
椿本チエインのPR動画でも確認できます。