2024年10月20日、福岡市天神にて、小学5年生の子どもたちによる募金活動が行われることになりました。この活動は株式会社こころことばアカデミーが提供するプログラム「やってみ!」の一環であり、SDGs6番「安全な水とトイレを世界中に」というテーマに基づいています。
子どもたちは、自分たちと同年代の世界中の子どもたちが直面している水やトイレに関する問題を理解し、どうにか力になれないかと考えました。その結果、自ら募金活動を企画するに至りました。この活動は単にお金を集めることを目的としているわけではなく、彼ら自身が世界の状況を知り、多くの人にその実情を伝えるためのものです。他者への思いやりを持ち、その結果として募金が集まることを目指しています。
特に募金活動を実施するにあたり、どこで行うのか、どのようにして周知するのか、道具の調達など、多くの課題が立ちはだかりました。しかし、子どもたちは自由な発想でアイデアを出し合い、「自分たちで何かやろう」という主体的な姿勢で取り組みました。その姿を見たスタッフたちは、「やってみ!」という合言葉で彼らを応援しました。
当日、実際の募金活動のために用意されたポスターや募金箱は、子どもたちの手によって作成されました。初めてのオリジナルポスター制作に苦労しながらも、楽しみを持って取り組む彼らの姿には、未来への希望が感じられます。
具体的な募金活動の詳細は以下の通りです。日時は2024年10月20日(日)13:00から15:00まで、場所は福岡市の天神2丁目街頭(パルコ入口、天神駅出口4番付近)で行われます。これに先立ち、道路使用許可を取得して実施する予定です。
こころことばアカデミーが提供する「やってみ!」プログラムは、小中学生を対象に、世界の社会課題に対する具体的なアクションを起こすための学びの場を提供しています。子どもたちの独自のアイデアや個性を尊重し、彼らが自らの手で実現可能な行動を取れるようサポートしています。
「まずは現実を知り、どう解決するかを考え、実際に行動に移し、その結果を振り返る」という四つのステップを通じて、子どもたちはさまざまな力を育んでいます。学校や塾の枠を超え、非認知能力を育むことがますます重要視される現代において、このような取り組みは非常に意義深いといえます。
こころことばアカデミーの目指すところは、このような活動を通じて、福岡市から世界に挑戦するリーダーを育てることです。子どもたち自身が未来を変える力を持つ存在であることを実感し、彼らの想いが形になる瞬間をみんなで見守りたいと思います。