留学を経て地元で挑戦する若者のストーリー
神奈川県平塚市、駅から少し離れた静かな場所に、一際目を引く素敵なワッフル店がオープンしました。その名も「COLORFLE」。この店の亭主は、地方の若者であり、彼のストーリーは留学を経て新たな挑戦へとつながったものです。
幸運な出会いから始まった
彼が海外語学留学を行ったのは、今から3年前のことです。当時、彼はベルギーワッフルのローカルカフェで働くチャンスに恵まれました。ある日、彼は学校の帰り道に「We are hiring now!」というサインを見つけます。ローカルのお店で働くことを夢見ていた彼は、その場で面接を申し込む決意をしました。
事前に用意した単語を使い、店のマネージャーに声をかけた彼は、まさかの好運にも台湾出身のマネージャーと直接会うことができ、無事にトライアル採用されることに。
過酷な環境と新たな一歩
しかし、留学生活は順風満帆ではありませんでした。新型コロナウイルスの影響でロックダウンが発生し、働いていたお店では3ヶ月間も働くことができなくなりました。その期間、彼は自宅で作ったワッフルとは異なる本場の味に強く魅了され、その味を日本で再現したいという思いが芽生えます。
帰国後の挑戦
帰国後、彼は日本の食材を使い、あの時の味を再現することを決意しました。「COLORFLE」は、WAFFLEとCOLORFULを掛け合わせた店名で、色鮮やかなメニューを展開することを意識しています。彼は数多くの試作を重ね、ついにあの日のワッフルの味を再現することに成功しました。
店舗への熱い思い
「COLORFLE」では、550円という価格で本格的なベルギーワッフルを販売しています。特に、ブリオッシュ生地を用いたワッフルは、表面にベルギー産のパールシュガーを振りかけ、深い味わいを生み出すために一晩発酵させた手間のかかった逸品です。店内では日替わりで9種のベルギーワッフルが用意されており、冬には特製のチョコワッフルも楽しめます。
達成感と夢の実現へ
留学当初は英語がまったく話せなかった彼ですが、留学を通じてTOEICスコアが430点から905点にまで成長することができ、人とのコミュニケーションから市場の理解へと繋がりました。今では、彼の経験や思い出が「COLORFLE」のレイアウトやメニューにも反映されていると言います。
最後に
今後、彼はイートインスペースの拡大や新たな店舗の展開を考えており、「自分の求める味や雰囲気を形にするお店を作りたい」と熱い意気込みを語ってくださいました。あなたも一度、彼の本格ベルギーワッフルを味わってみてはいかがでしょうか。
店舗情報
- - 住所: 神奈川県平塚市中原2-22-17
- - 営業日: 水木金土
- - 営業時間: 9:30 - 15:00 (ブリュッセルワッフルは14:00まで)
- - 駐車場: 店横1台、臨時駐車場(無料)2台
- - Website: COLORFLE公式サイト
- - Instagram: COLORFLE Instagram