武蔵野美術大学が提供する社会人向けプログラム
武蔵野美術大学が新たに、社会人を対象とした履修証明プログラム「VCP for LIFE PROJECT」の受講者を募集しています。このプログラムは、アートやデザイン思考を中心に、新たなビジネスの可能性を広げるための実践的なフィールドワークを重視しており、受講者が自らの視点から新しい事業を創出する力を養います。
プログラムの目的と内容
「VCP for LIFE PROJECT」は、複雑な社会的課題に対する解決策を見出すためのプロジェクトベースの学習(PBL)プログラムです。受講者は、デザインやアートの手法を活用し、様々な視点を組み合わせながら新たな関係性を見つけ出します。このプログラムを通じて、受講者は新規事業の立ち上げに必要な視点、行動の起こし方を学びます。
新たなビジネスを考える上で重要なのは、単にアイデアを出すことではなく、実際にそれを形にするための行動力やリーダーシップ能力です。本プログラムでは、受講者が自らのアイデアを具体的に実現するためのスキルを身につけることを目指します。
プログラムの概要
このプログラムは、全10日間にわたって行われ、特に和歌山県すさみ町での3日間の実践演習が重要な部分を占めています。具体的な内容は以下の通りです:
1.
創造的思考力の確認: 第1〜4日目は市ヶ谷キャンパスにて、アート視点を磨き、観察力を養うためのカリキュラムが行われます。特に映像人類学やフィールドアートの分野が取り上げられ、実践的な創造力が試されます。
2.
実践演習: 第5〜7日は、和歌山県すさみ町でのフィールドワークを通じて、対話と探索を行い、実際の課題設定を行います。ここでは、アクションリサーチの手法を用いたプロトタイピングが行われ、新たな視座を創造する力が求められます。
3.
プレゼンテーションとディスカッション: プログラム最終段階では、自らのライフプロジェクトを具現化する試みとして、体験を元にしたプロトタイピングや社会実装の方法を学びます。最終的に、作品の発表とコミュニティ内での対話が行われます。
プログラムの対象者
このプログラムは、新たな事業を開発・提案したいと考える社会人や、次世代リーダーを目指す方々に最適です。また、地域課題に関りを持つ行政関係者や、スタートアップの経営者にも有益な内容となっています。受講には大学卒業以上の学歴が求められ、創造的思考力を駆使して社会的イノベーションを実現したい方々に向いています。
受講料とスケジュール
受講料は350,000円(税込)で、交通費や宿泊費は別途必要です。募集人数は約30名を予定しており、定員に達し次第、募集は締め切られます。プログラム概要や詳細は「
VCP for LIFE PROJECT」のウェブサイトで確認できます。
武蔵野美術大学が提供するこのプログラムは、アートとビジネスの融合を探求し、新たな価値を生み出す場となることでしょう。あなたのクリエイティブな力を活かし、共に社会を変える一歩を踏み出してみませんか?