親子で学ぶ東京大学の農業研究プログラム
多摩六都科学館が2025年11月29日に特別講演会「東京大学の研究、のぞいてみた!LEDでつくる未来のトマト」を開催します。このイベントは、農業と食に関する先端技術を学ぶ良い機会となります。
経緯と目的
多摩六都科学館は、東京大学生態調和農学機構と提携を結んでおり、過去にも「農と食の体験塾~大豆編~」などを通じて地域の食育に努めてきました。今回の講演はその一環として、最新の農業技術がどうかかわっているのかを、子どもたちにわかりやすく伝えることを目的としています。
講演内容について
講師は東京大学の准教授である矢守航氏。この講演では、以下のテーマについて学ぶことができます。
- - トマトのさまざまな品種や栽培方法
- - LEDを活用した屋内でのトマト栽培
- - スーパーやお店で見るトマトの姿
- - 東京大学で育てられたトマトの特徴
- - 東京大学の農業研究の実例
矢守氏は光合成や植物の環境応答について研究しており、LED光を使った植物工場による持続可能な食料供給に向けた取り組みを行っています。このイベントを通して、普段何気なく食べているトマトに対して新たな視点を持つきっかけになることでしょう。
イベントの詳細
概要
- - 日時: 2025年11月29日(土)午後1時〜2時
- - 場所: 多摩六都科学館(東京都西東京市芝久保町5-10-64)
- - 対象: 小学生とその保護者(25組まで)
- - 参加費: 1組100円(入館料が別途必要)
参加方法
参加希望者はWEBからの先着順で、2025年10月19日(日)正午から受付を開始します。
科学館の魅力
多摩六都科学館は1994年に開館し、直径27.5mのドームに1億4000万個の星を映し出すプラネタリウムがあります。また、5つの展示室では観察・実験・工作を楽しむことができる体験型ミュージアムです。地域の特性を生かした教育活動が特徴です。イベントを通じて、子どもたちが科学に興味を持つきっかけとなればと願っています。
まとめ
この講演会は、農業の未来について考える良い機会であり、親子で楽しく学べる内容です。トマトの不思議を知ることで、食への理解が深まることを期待しています。興味のある方は、ぜひご参加ください。