第一学院高等学校の全国キャンパスで行われた入学式
2025年4月時点で全国62のキャンパスを展開する第一学院高等学校が、全校一斉に入学式を挙行しました。この学校は、特に不登校や高校中退の経験を持つ生徒、さらにはスポーツや芸能活動の両立を目指す生徒に向けた広域通信・単位制高等学校です。
新入生に寄り添う入学式
入学式は、各キャンパス及び本校、そしてMobile HighSchool(オンライン)で同時に開催され、いよいよ新しい学びの場がスタートしました。これらの行事は、特に過去の経験を乗り越え新たな道を進もうとする生徒たちにとって、重要な意味を持つものです。生徒は、ここで新たな友人を作り、夢に向かって自分を磨く機会を得るのです。
昨年、入学した生徒の体験談も大きかったのですが、ある高崎キャンパスのHさんは「最初は緊張していたが、明るい先生たちのおかげで次第にリラックスできた」と語ります。式典終了後には、仲間とともに楽しい写真を撮り思い出を残しました。
自己成長を楽しむ
特に印象的だったのは、浜松キャンパスのKさんです。新入生代表として挨拶を行い、彼自身が抱える吃音について話しました。「緊張したけど皆さんに分かってもらえたので良かった」と振り返ります。その様子を見守っていた親も、子どもが他者と関わる中で成長してくれることを願っています。
入学式は、ただの儀式ではなく、生徒一人ひとりが新しいスタートを迎えるシンボルであることを感じさせます。
「プラスサイクル指導」に基づくサポート
第一学院高等学校では、独自の「プラスサイクル指導」を実施。これは、生徒が自己成長を実感できるように設計されており、生徒たちの「楽しい高校生活」「希望する進路の実現」を支援しています。生徒一人ひとりが自分自身を好きになり、新しい挑戦を通じて成長していくことを目指しています。
例えば、スポーツ界では久保建英選手や酒井宏樹選手、さらには芸能界で活躍するLittle Glee Monsterや動画クリエーターのねおさんなど、数々の卒業生がそれぞれの分野で多彩に活躍しています。
学校の理念と目標
第一学院高等学校は、「生徒第一、1/1の教育」を理念に掲げ、すべての生徒が夢を追い求める環境を整えています。多様な異なりが受け入れられる場所だからこそ、新たに加わる生徒たちにもそれぞれの希望する進路・将来が広がることが期待されるのです。入学式での心温まる光景が、その思いを裏付けています。
教育は未来をつくるものであり、第一学院高等学校はその一翼を担っています。
この学校で学ぶ新たな仲間たちが、これからの高校生活の中で経験を積み、自らの夢を実現していくことを願っています。