環境にも優しい!「グリーンパン」が日本で15周年を迎える理由
2023年6月5日、環境の日に合わせて、環境に配慮したクックウェアブランド「グリーンパン」が日本での発売15周年を祝い、その取り組みと魅力を改めて紹介します。日本総代理店を務める株式会社ワイ・ヨット(愛知県名古屋市)の代表取締役社長、寺田佐和子氏が、ブランドのヒストリーや今後の展望について語りました。
環境にやさしいノンスティック技術「サーモロン」
「グリーンパン」は2007年にベルギーで誕生し、製造においてPFAS(有機フッ素化合物)を一切使用しないノンスティック加工、すなわち「サーモロン™️・ノンスティック・セラミックコーティング」を世界で初めて開発しました。この特殊なコーティングは、調理中のこびりつきを防ぎ、調理後の手入れも簡単なだけでなく、耐久性に優れた特性が特徴です。
PFAS問題とその影響
PFASは、その特性から長年にわたり調理器具に使用されてきましたが、最近の環境規制や健康への影響が懸念され、社会全体での監視が強化されています。そのため、多くの消費者が、「安心・安全」に加えて「持続可能性」を重視した製品選びを行うようになりました。つまり、使い捨て製品から長く愛用できる製品へとシフトしているのです。
15周年記念イベントの開催
「グリーンパン」の日本発売15周年を記念して、特別なイベントが2025年5月23日にベルギー大使館で開催されました。販売店や料理研究家、プレス関係者などの特別なゲストを招き、アントワン・エヴラー駐日ベルギー王国大使からの祝辞で幕を開けました。その後、寺田社長やグレーンズ亜鉛のCEO、Jan Helskens会長とJacob Maurerが、日本の消費者への感謝の意を込めたスピーチを行いました。
黄金のグリーンパンの贈呈!
特別な記念品として、特製の金色にコーティングされたグリーンパンがThe Cookware Company社から贈られました。その場では、PFAS問題に取り組む「グリーンパン」の誕生から現在に至るまでの軌跡についても知見が共有されました。
また、EBC(欧州ビジネス協会)事務局長、Valerie Moschetti氏が日本と欧州の取り組み方の違いや、昨年の日本輸出大賞受賞の背景についても発表し、会場の皆さんに印象深い話を提供しました。
トークセッションの実施
イベントではさらに、オーガニッククルーの代表取締役・森敏氏、インフルエンサーのぐっち夫婦 Tatsuya氏、一般社団法人エシカル協会の代表理事・末吉里花氏によるトークセッションも開催されました。テーマは「子どもに伝えるエシカルな食事や生活習慣」や「持続可能な未来に向けた責任ある消費者としての役割」で、参加者たちが積極的に意見を交わしました。
今後の展望とサステナブル理念
株式会社ワイ・ヨットは、グリーンパンが日本市場において提供してきた価値の大きさを強調し、PFAS問題に積極的に取り組んでいる姿勢を引き続きアピールしていきます。
「私たちは、グリーンパンの日本発売15周年を共に祝うことができる喜びを感じています。グリーンパンは今後も、革新的で環境に優しく、安全な製品を提供し続け、日本国内、そして世界中でさらなる成長を期待しています。」と、The Cookware Companyからもコメントが寄せられました。
まとめ
「グリーンパン」はその15年の歴史の中で、環境意識や健康への配慮が強まる中、確固たる地位を築いてきました。今後も、消費者が求めるサステナブルな製品を提供し続け、料理を楽しむ全ての人に愛されるブランドであり続けることでしょう。
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