ローランド ディー.ジー.が発表したDIMENSE Module
業務用インクジェットプリンターの製造・販売を行うローランド ディー.ジー.株式会社は、2025年6月20日に新たに「DIMENSE Module」を発表しました。このモジュールは、同社の「Roland DG Connect Designer」ソフトウェアに連動し、立体的なテクスチャ印刷を強力にサポートします。
Roland DG Connect Designerについて
Roland DG Connect Designerは、ユーザーのテクニカルスキルに関わらず、すべての顧客が快適かつ効率的に利用できることを目指して開発されています。このソフトウェアは、誰でも簡単にデータを作成できる直感的な操作性を備えており、複雑なRIP(Raster Image Processor)ソフトウェアを意識することなく、出力が行えます。
DIMENSE Moduleの特長
新たに追加されたDIMENSE Moduleは、自分の業務に必要な機能をアドオンとして組み込むことができるため、従来の多機能ソフトを導入する必要がなく、必要最低限の機能を選択することでコストを抑えた運用が可能です。
このモジュールは特に、DIMENSE DA-640専用であり、立体的なテクスチャ印刷を実現します。ユーザーは、凹凸データのデザインや配置を手軽に行え、印刷前にシミュレーションを行うこともできるため、作業効率は飛躍的に向上します。
多様なニーズへの対応
ローランド ディー.ジー.のグローバルセールス&マーケティング本部長、二村龍吾氏は、「インクジェットプリンターによるオンデマンド印刷は、さまざまな業界で急速に普及しています。そのため、お客様一人ひとりに適した出力環境を提供することが今後ますます求められるでしょう」と語りました。今後もDIMENSE Moduleの類似機能が増えていく予定であり、顧客のビジネスの発展に貢献する意向を示しています。
デジタルソリューションの未来
また、ローランド ディー.ジー.は「世界の創造(ワクワク)をデザインする」というパーパスのもと、デジタルソリューションを通じて豊かな社会を実現しようとしています。この企業は、広告・看板からインテリア装飾に至るまで、幅広い用途で業務用インクジェットプリンターを用いています。
加えて、個人のニーズに応じたパーソナライズ商品や少量多品種の製造にも対応しており、デジタルファブリケーションの新たな可能性を切り開きつつあります。近年では、コネクテッドサービスを通じてプリント業務の生産性向上に取り組んでおり、クラウドベースのサービスを提供して中小製造業の生産現場の改善を促進しています。
お問い合わせ先
本ソフトウェアに関する詳細は、
Roland DG Connect Designerにアクセスください。また、DIMENSE Moduleの詳細情報もこちらから確認できます。お問い合わせは、ローランド ディー.ジー.株式会社のコーポレート本部へどうぞ。
住所: 〒431-2103 静岡県浜松市浜名区新都田1-1-2
TEL: 053-484-1200
E-Mail: [email protected]
業務用インクジェットプリンターの進化を体感し、印刷ビジネスの可能性を広げてみてはいかがでしょうか。