セーラー万年筆の特別な復活
日本の筆記具業界において、セーラー万年筆はその名を知らぬ者はいないほどのブランド。特にそのペン先技術は、世界中の多くの愛好家に支持されています。そして、2023年7月19日、同社の名作「キングイーグル万年筆」が10年の時を経て復活し、再び市場に戻ってきます。
キングイーグル万年筆とは?
「キングイーグル」はその名に恥じぬ洗練されたデザインと、書き味を追求したペンです。この万年筆は、ペン先頭部を三重の構造にし、さらに笔記角度や動作方向によって異なる線幅を実現するという特徴があります。特に極太の横線を持つこのペンは、一度使えばその魅力から離れられなくなることでしょう。インクの供給量も豊富で、和紙などの繊維が粗い紙でも滑らかな記述が可能です。
新たに登場する「長刀研ぎ万年筆細字」
さらに注目すべきは、9月6日より発売される新アイテム「長刀研ぎ万年筆細字」です。これまで中細、中字、太字のラインアップがあった長刀研ぎシリーズに、新たに細字が加わります。細字ならではの美しさが、漢字のトメ、ハネ、ハライを際立たせます。ペンを寝かせることで太い線を、立てることで細い線を描くこの技術は、一筆一筆が生き生きとした表情を持つことを可能にします。
スペシャルニブシリーズのこだわり
「キングイーグル」や「長刀研ぎ」の特徴的なペン先の裏には、熟練の職人たちの技術があります。特に「スペシャルニブ」は、ただの書き味の良さだけでなく、そのビジュアルや質感も追求しています。蓋金輪にはローレット加工が施され、ペン先には「SPECIAL NIB」の限定刻印が。これらのディテールは、持つ人に特別感を与えることでしょう。
製品スペック
キングイーグル万年筆
- - 希望小売価格:220,000円(本体価格200,000円)
- - ペン先:21金、大型
- - 蓋・胴・大先:PMMA樹脂/ブラック
- - 蓋金輪:ゴールドIP・ブラックIP仕上げ
- - 本体サイズ:φ18×141mm(クリップ部含む)
- - 重量:24.0g
長刀研ぎ万年筆細字
- - 希望小売価格:99,000円(本体価格90,000円)
- - ペン先:21金、大型、細字
- - 蓋・胴・大先:PMMA樹脂/ブラック
- - 蓋金輪:ゴールドIP・ブラックIP仕上げ
- - 本体サイズ:φ18×141mm(クリップ部含む)
- - 重量:24.0g
まとめ
セーラー万年筆は、書き味だけでなく、そのデザインや品質も追求するブランドです。これからの「キングイーグル」シリーズと「長刀研ぎ細字万年筆」の登場は、筆記具愛好家にはたまらないニュースと言えるでしょう。ぜひ、手に取ってその違いを体感してみてはいかがでしょうか?
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