産業まちづくり参入
2025-07-16 09:49:29

東急不動産、産業まちづくりに本格参入し地域活性化を促進中

東急不動産、産業まちづくり事業に本格参入



東急不動産株式会社は、新たに「産業まちづくり事業」に本格参入することを発表しました。この取り組みは、近年の製造業を取り巻く環境変化、特に経済安全保障や地政学リスク、円安などの影響を受けた形で進められています。これにより、国内産業の競争力やサプライチェーンの強靭性を確保することが急務とされています。

背景と目的の明確化



最近の世界経済の変化に伴い、多くの日本企業が海外に移転した生産拠点を見直し、国内回帰の流れが増加しています。東急不動産はこの動向に応え、産業拠点の整備を支援しながら周辺地域の活性化を図ることを目指しています。これまでの物流施設やデータセンター、植物工場などにおける豊富な運営ノウハウと、環境エネルギー事業での高い実績を生かし、新たな産業インフラの構築を進めます。

GREEN CROSS PARKブランドの紹介



新たに設立される産業まちづくり事業のブランド名は「GREEN CROSS PARK」。これは、産業団地を意味する “INDUSTRIAL PARK” の考えと、環境や持続可能性の観点を融合した名称です。具体的には、都市の文化的な豊かさと自然との調和を重んじた、GX・DX時代に即した産業基盤を構築していくというビジョンが込められています。これにより、地域の持続可能な未来を共に創造することを意図しています。

具体的なビジョンと取り組み



産業まちづくり事業は、次世代物流拠点や地域課題に即した産業用地の開発を推進します。特に、物流施設と工業団地を全国で結ぶネットワークの構築を目指します。具体的には、佐賀県の「サザン鳥栖クロスパーク」や岩手県の「金ケ崎PJ」といったプロジェクトを通じて地域活性化を図ります。佐賀では、交通結節点として九州全域へのアクセスを強化し、周辺地域の労働力を活かした産業集積が進む見込みです。

今後の展望と地域貢献



東急不動産グループは、2030年までに再エネ発電能力を4GWに拡大する計画もあり、環境エネルギー事業を強化しつつ、産業まちづくりを通じた経済発展に寄与する姿勢を示しています。地域との共創により、地域資源を最大限に活用し、周囲の活性化にも注力していく予定です。

今後、GXやDXの進展にあわせて、新たな産業基盤を提供し、持続可能な経済社会の実現を目指す東急不動産の挑戦から目が離せません。地域革新を促進し、企業や市場の信頼を築くことで、日本経済全体の発展に貢献することが期待されています。


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会社情報

会社名
東急不動産株式会社
住所
東京都渋谷区道玄坂1-21-1渋谷ソラスタ
電話番号
03-6455-1121

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