新しい供養の形
2025-05-09 11:17:17

新しい供養のカタチ『teraumi』が海洋散骨の新たな魅力を発信

新たな供養の形『teraumi』のスタート



近年、高齢化や少子化の影響で墓じまいが増加しています。これに伴い、多様な供養の方法が求められる中、有限会社縁が提供する新しい供養の形『teraumi(テラウミ)』が注目を集めています。これは、納骨と海洋散骨を組み合わせた「ハイブリッド供養」として、故人をあらゆる形で敬うことを目的にしています。

お寺と海洋散骨業者の協力



『teraumi』は、福岡県田川市の西岸寺と連携し、海洋散骨の初出航を行いました。この新しい取り組みは、家族が手を合わせる場を持ちながら、故人の遺骨の一部を自然に還す選択肢を提供します。導入にあたっては、西岸寺の住職である中西無量氏が同行し、その心境をNOTEにて記しました。

中西住職は「『すべてのお骨を海に撒いて良かったのか』との声が寄せられる中、『teraumi』はその思いを形にするサービス」と述べました。このような供養スタイルは遺族の気持ちに寄り添うものであり、供養の仕方の選択肢を広げているのです。

墓じまいが進む現代社会



厚生労働省のデータによると、墓じまいを含む改葬件数は近年増加の一途を辿っており、特に2020年には約117,000件に達しました。この背景には、施設管理の問題やお参りの場の不足が絡み合っています。

散骨を希望する方の54.4%が興味を示す一方で、約30%が「遺骨をすべて散骨することに不安がある」との声もあります。このような問題を抱える中、『teraumi』は「自然に戻りたい」という想いと「手を合わせられる場所を残したい」という供養心を両立させる新しい選択肢になっています。

実際の利用者の声



実際に『teraumi』を利用した方の中には、「母の希望である海洋散骨を叶えるために、私たち家族が手を合わせる場所も残したいと思っていました。『teraumi』との出会いで、私たちの希望が実現したことに感謝しています」との感想を語る方もいます。家族の想いを重視する新しい供養の形が求められています。

今後の展開



現在、『teraumi』は鹿児島、熊本、福岡の寺院と連携しており、今後は全国展開を視野に入れてさらなるサービスの拡充を目指しています。利用者の声を大切にしながら、終活や墓じまい後に悩む方々に安心できる選択肢を提供していく計画です。『teraumi』は、気負わずに穏やかに故人を偲ぶ新しい供養のスタイルを提案します。

会社情報



  • - 商号:有限会社縁(ゆうげんがいしゃ えん)
  • - 代表者:堤 裕加里
  • - 所在地:鹿児島県南九州市川辺町清水9860
  • - 福岡営業所:福岡県福岡市中央区春吉2-1-3 2F
  • - 公式Webサイト:teraumi.com


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