株式会社HATARABAの新たなステージ:ソリューション事業部の設立
株式会社HATARABAがこのたび、新たに"ソリューション事業部"を設立しました。この部門は、企業のオフィスや不動産に関する多角的な戦略支援を目的としています。近年、オフィス戦略は多様化しており、単なる賃貸にとどまらず、買い付けや売却を含めた広範な判断が求められています。HATARABAはこの流れを受けて、新しい支援の形を提案します。
新設の背景
企業の活動が発展する過程で、オフィスの利用方法やその戦略も変化を遂げています。「借りる」という選択肢から、「買う」や「売る」といった選択肢が重要視されるようになりました。しかし、従来の不動産サービスは賃貸と売買の支援が分断されており、総合的な判断ができないという問題がありました。
また、不動産事業者にとっても、投資環境の変化や情報流通の制限から、長期的な資産戦略の策定が求められています。HATARABAは、20年の実績を背景に、企業と不動産事業者双方に価値を提供するために、ソリューション事業部を設立しました。
ソリューション事業部の取り組み
この新部門は、東京と大阪を中心とした体制で、企業に対してはオフィス戦略を包括的にサポートし、不動産事業者に対しては資産価値の向上に寄与します。具体的には、以下の2つの視点から戦略を設計します。
1. 企業向けの総合オフィス支援
- - 意思決定サポート:企業はオフィスに関する「借りる」「買う」「売る」といった選択肢を比較しながら、最適な戦略を選定します。
- - 一気通貫の実行支援:自社ビルの売却から新オフィスの選定、さらには内装デザインまで、ワンストップで全面的にサポートします。これにより、不動産の専門知識が不足している場合でも確度の高い判断が可能になります。
2. 不動産事業者向けの資産戦略支援
- - 出口戦略の策定:市場の動向と収益性を考慮した最適な売却タイミングと条件を提案します。
- - バリューアップと高精度リーシング:投資対効果を重視した改修提案やネットワークを活かしたリーシングにより、空室を改善し資産価値を向上させます。この取り組みは、収益性と流動性の両方の確保を支援します。
連携体制と広がる可能性
ソリューション事業部は、HATARABAグループ内の各部門と連携を図りながら、一貫した戦略的サービスを提供します。その結果、顧客は総合的に不動産市場の動向や状況に対応できる力を得ることができます。
代表のビジョン
代表取締役の森村泰明氏は、「新たに設立されたソリューション事業部は、企業や不動産事業者に対して、選択肢を広げ、より戦略的な不動産判断を促進すべく設立しました。お客様との信頼関係を築きつつ、不動産が企業成長の源となるようなサポートを続けていきたい」と語ります。
HATARABAの新たな挑戦は、さらなる成長を求める企業や不動産事業者への心強い味方となることでしょう。これからも彼らの取り組みに期待が高まります。