広島駅エリアに新たな宿泊施設が誕生
広島市南区に位置する広島駅周辺は、観光地としてだけでなく、ビジネス利用にも非常に好アクセスな地域です。新たにアパホテルが2棟同時に着工し、計6つのホテル・2430室の展開が進んでいることが発表されました。本記事では、アパホテルの新たな挑戦と、これからの宿泊体験について詳しくご紹介します。
新たな宿泊施設の特徴
アパホテル〈広島駅前〉とアパホテル〈広島駅前通〉の2棟の起工式が、アパグループの元谷一志CEOの挨拶のもとで行われました。アパグループは、全国で多数のホテルを展開しており、「広島駅周辺」として新たに6つのホテルを計画しています。アパホテルはこの地域における宿泊需要の高まりに対応し、2024年を目指して新たなホテルを開業予定です。
アパホテル〈広島駅前〉
このホテルは、広島駅南口から徒歩3分に位置し、全251室を備えています。設計は株式会社日企設計が担当し、施工は株式会社熊谷組によって行われます。新しく生まれ変わるホテルは、全14階建で、24時間営業のレストランも併設される予定です。開業は2027年12月を予定しています。
アパホテル〈広島駅前通〉
アパホテル〈広島駅前通〉は、広島駅の地下道からすぐの好立地にあります。こちらは全316室を備え、鉄骨造の19階建てです。レストランや大浴場、機械式駐車場などの施設も併設される予定で、開業は2027年11月です。
広島市の宿泊需要
広島市は、訪日外国人観光客にも人気が高く、野球やサッカーなどスポーツの需要も増加傾向にあります。アパホテルが気を付けているのは、ただ単に宿泊数を増やすだけでなく、地域と共存しながら発展していくこと。地域の文化や歴史を理解し、宿泊体験を大切にする姿勢が求められています。
アパグループの戦略
アパグループのCEOは、「リピーターを獲得するためにイノベーションを追求し、ホテルの仕様を常にブラッシュアップしていきたい」と述べています。これに加え、「the b」や「COAST HOTEL」など、新たなブランド戦略を展開し、より幅広い層の利用者をターゲットにしています。アパホテルは、今後さらに宿泊施設の拡充を図り、5年後には約15万室を目指すという野心的な計画を掲げており、その成長が期待されています。
地域と共に発展するホテル
アパホテルの新たなホテルが地域に与える影響は大きいでしょう。広島という地域との結びつきを大切にしながら、快適で便利な宿泊体験を提供することを目指しているのです。これからも、広島駅周辺の宿泊環境がどのように進化していくのか、目が離せません。