2024年のオフィスチェア人気ランキングが、国内最大のオフィス家具通販サイト「Kagg.jp」から発表されました。このランキングは、2024年1月1日から11月30日までの期間中にKagg.jpで行われたオフィスチェアの売上を元に作成されたもので、法人顧客が約60%、一般個人が約40%を占めていることが特徴です。本ランキングからは、法人ユーザーのニーズが色濃く反映されています。
2024年の注目チェア
1位に輝いたのは、オカムラの「Sylphy(シルフィー)」です。このチェアは、見た目のデザイン性だけでなく、機能性にも優れており、実際にユーザーから高い評価を受けています。特に、横になったようなフィット感を提供するための「バックカーブアジャスト機構」が特徴であり、体型に応じた背もたれの高さ調整が可能です。定価は10万円台からと、コストパフォーマンスに優れているのも魅力です。
続いて2位にはコクヨの「Mitra 2(ミトラ 2)」がランクインしました。このチェアはクッションが厚くなり、姿勢サポート機能が充実しています。新たに搭載された「オートフィットシンクロロッキング」機能により、座る人の体重に合わせてロッキングの強度が自動で調整されるのも大きな特長です。さらに「ポスチャーサポートシート」により、安定した姿勢を維持することができます。
3位にはオカムラの「CG-M(シージーエム)」が選ばれました。このコンパクトサイズのチェアは、デザインが豊富で自宅のインテリアにも融け込むことができるため、多様なユーザー層に支持されています。また、価格が5万円台からと手頃であることから、コストパフォーマンスも優れています。
トレンドの変化
2024年は、材料費の高騰や物流費の上昇が影響し、多くのオフィスチェアで価格が上昇しました。特に高価格帯に位置する製品は前年に比べ人気が落ち込む結果となりましたが、その反面、10万円以下の低価格帯における需要が増加している要素が伺えます。この流れから、2024年のオフィスチェア市場では、バランスが取れた機能性と価格を求めるトレンドが見え隠れしています。
ランキングまとめ
1位:オカムラ「Sylphy(シルフィー)」
- 機能性とデザインのバランスが抜群
- 定価10万円台から
- バックカーブアジャスト機構で様々な体型に対応
2位:コクヨ「Mitra 2(ミトラ 2)」
- 多機能で姿勢をしっかりサポート
- 新開発の「オートフィットシンクロロッキング」付き
3位:オカムラ「CG-M(シージーエム)」
- コンパクトで使い勝手が良い
- お求めやすい価格でコスパ良好
このランキングを通じて、オフィスチェア選びに役立てていただければ幸いです。詳細はKagg.jpの公式サイトでご覧ください。