視覚障害者音楽祭
2023-09-21 11:10:02

千葉で開催!視覚障害者ミュージシャンのチャリティー音楽祭2023の魅力

本年も千葉市にて「第4回チャリティー音楽祭スーパーライブ2023」が開催されます。このイベントは、視覚障害を持つミュージシャンたちが集まり、共生社会の実現を目指して行われるチャリティー音楽祭です。主催するのは、全盲でありながらも音楽の力で多くの人々とつながる活動を続けている、一般社団法人視覚情報サポートラジオの代表、前田憲志氏です。

背景情報


前田氏は、27歳の頃から視力を失い、30代半ばには完全に視力を喪失しました。塾講師として勤務していた彼は、天職を失う苦悩を経験。そして、2018年にインターネットラジオを開始したことをきっかけに、視覚障害者たちとの出会いが彼の活動を変えることとなります。音楽のコーナーを通じて、多くのアーティストと繋がり、その才能に触れる中で、彼自身も前向きに活動を再開することになりました。

チャリティー音楽祭スーパーライブの成り立ち


「チャリティー音楽祭スーパーライブ」は、この活動を通じて立ち上がったイベントです。初回の開催では、約60名の観客が来場し、次回以降も観客数は増加。特に3年目には約200名が集まる盛況ぶりを見せています。今年は全国から18組の精鋭ミュージシャンが集まり、パフォーマンスを繰り広げます。

音楽祭の詳細


  • - 日程:2023年10月21日(土) 11時〜18時(途中入退場可能)
  • - 会場:千葉市美浜文化ホール(メインホール)
〒261-0011 千葉県千葉市美浜区真砂5-15-2
JR京葉線・海浜幕張駅及び、検見川浜駅北口から徒歩8分。
  • - 入場料:前売券2,000円、当日券2,400円(全席自由、351席中車椅子席3席)。前売券は全国のセブンイレブン等で購入可能。

出演アーティスト


多彩な才能を持つ出演者たちが、感動的なパフォーマンスを披露します。一部のアーティストを紹介します:
1. わたなべちひろ(19歳)、東京パラリンピックでの演奏経験を持つ盲目のシンガーソングライター。
2. 小汐唯菜(18歳)、視覚障害を持つソプラノシンガーで東京パラリンピック閉会式に出演。
3. 澤田理絵、全盲のプロソプラノシンガーで国際的に活躍。
4. 佐藤翔(20歳)、盲目のピアニストとして知られ、その豊かな感情表現が魅力。
5. 特別ゲストとして、マイク真木も出演し、「バラが咲いた」のギター弾き語りで会場を感動させます。

特別プログラム


音楽祭と同日に、同建物の4Fでは、千葉県網膜色素変性症協会主催の『第18回アイフェスタinちば2023』も開催されます。このイベントでは、拡大読書器の展示や相談会、盲導犬体験コーナーなど、情報提供を行います。

参加方法


イベント参加者は、事前にチケットを購入することでスムーズに入場できます。また、視覚に障害がある方のために、電話での予約も承っています。

音楽を通じて多くの人と触れ合い、共生社会の実現を目指すこのチャリティー音楽祭。ぜひとも、心温まる音楽のひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか。

会社情報

会社名
一般社団法人視覚情報サポートラジオ
住所
千葉県千葉市中央区新千葉2-10-10ニューリーブス 306号
電話番号
043-445-8496

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