ピクシーダストテクノロジーズの「VUEVO」が実現した新たな情報保障
2026年7月29日、東京都内の特別支援学校で開催された聴覚障害者専門の人材派遣会社デフワークス主催の交流イベントに、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社(以下、PxDT)が音声の可視化技術「VUEVO」を利用して参加しました。このイベントは、聴覚障害のある子どもたちとその親、企業とのつながりを深めることを目的としており、「聞こえない」を「働けない」にしないという理念が根底にあります。
イベントの目的と内容
デフワークスは、聴覚障害のある子どもたちが将来の「働く」を身近に感じ、保護者が安心して進路や就職について考えることができるような場を提供することを目指しています。イベントには学校・保護者・企業・支援機関が参加し、子どもたちと企業が直接「働く」ことについて交流する機会が設けられました。
講演と企業紹介
このイベントの前半では、聴覚障害当事者として働く方やその保護者による講演が行われました。その後、数社の商業施設がそれぞれ仕事内容や働く環境、職場での取り組みについての紹介を行いました。その際、「VUEVO」は講演内容をリアルタイムで字幕化し、手話通訳と合わせて情報保障を行いました。
登壇者の音声はVUEVOを使用してリアルタイムで通訳され、手話通訳の近くに配置された大型モニターに表示される仕組みです。特に「タイムラインモード」を使用することで、話者が連続して話しているシーンでも、会話の流れや細かいニュアンスを把握しやすくしました。また、誤認識を迅速に修正するために2名のスタッフがリアルタイムで共同編集にあたりました。これにより、手話と正確な文字情報を同時に確認できるようになり、視覚的にもわかりやすい情報保障を提供しました。
交流タイムの様子
イベントの後半では、子どもたちや保護者と企業の担当者が直接交流する時間が設けられ、仕事内容の説明や学生のうちに身につけておくべきスキル、働きかけやコミュニケーション方法についての話し合いが行われました。この時間でもVUEVOは使用され、リアルタイムでテーブルでの会話を字幕表示し、聴覚障害のある参加者がスムーズに会話に加わることができる環境を支援しました。
参加者の反響
参加者からは「文字変換の精度が思ったよりも良くて驚いた」や「手話通訳を見ながら文字でも確認できるので、情報を補完できて助かった」といった声が寄せられ、実際の利用者から高い評価を受けました。
今後の展望
ピクシーダストテクノロジーズは、学校や企業と聴覚障害のある方々をつなぐこうしたイベントにおいて、手話通訳と字幕による情報保障を組み合わせることで、誰もが対等に参加できる場を提供し続ける方針です。
VUEVOについての詳細
「VUEVO」は、独自開発のワイヤレスマイクと専用アプリを使用し、聴覚障害や聞こえにくさがある人と聴者とのコミュニケーションをスムーズにすることを目的としています。音声を360°全方向から集音し、同時に複数話者の発言をリアルタイムで特定し表示します。また、20か国語に対応するリアルタイム翻訳機能や、AIを活用した要約機能も備えており、議事録作成にも役立ちます詳しくは
こちら。
ピクシーダストテクノロジーズの企業情報
ピクシーダストテクノロジーズは、コンピュータサイエンスと音や光の波動制御技術を融合し、デジタルネイチャーの時代を見据えたプロダクト開発を行っています。詳細な企業情報は
公式ウェブサイトをご覧ください。