オムロン、ロボティクスの国際会議での最新研究成果を発表
オムロン株式会社とオムロン サイニックエックス株式会社(OSX)が、ロボティクス分野の権威ある国際会議「IROS 2024」に参加し、最新の研究成果を発表することが決まりました。この会議は、ロボティクス技術の最前線を共有する重要な場として位置づけられており、今後の技術革新に大きく寄与することでしょう。
IROS(IEEE/RSJ International Conference on Intelligent Robots and Systems)は、ICRAと並ぶ世界最大級のロボティクス学会であり、2024年の開催地はアラブ首長国連邦・アブダビです。会期は10月14日から18日までで、3,344件の論文が投稿され、その中から1,587件が採択されました。これにより、約47%の論文がこの貴重な機会で発表されることになります。
オムロンの技術・知財本部から発表される研究論文は、
「低コスト・高速・頑健なバラ積みピッキングシステム」です。この研究は製造業におけるオートメーションを効率化するためのものであり、工場現場の生産性向上に寄与することが期待されています。オムロンは、研究の最前線で活躍するエキスパートを育成し、次世代のロボット技術を開発し続けています。
一方、OSXからは7件の研究成果が発表される予定です。その中には、
「ヒューマン・ロボット・インタラクション研究のための安価なエアホッケープラットフォーム」や、*「シミュレーションから学習し実世界での追加学習なしに部品挿入を実現するソフトロボット