トマト活用プロジェクト
2025-01-27 10:19:18

カゴメと共立女子大学が取り組む食品ロス削減プロジェクトが成果発表

カゴメと共立女子大学が実施する食品ロス削減プロジェクトの成果



カゴメ株式会社と共立女子大学が共同で推進している「もっと知ってもっと削減、トマトの有効活用プロジェクト」が、この度最終成果発表会を東京の共立女子大学で開催しました。学生たちが7か月間の学びを経て、出荷規格外トマトを活用したユニークな提案を行い、それらはカゴメのスタッフに評価されました。

このプロジェクトは、カゴメが直轄するいわき小名浜菜園で採取される出荷規格外のトマトを少しでも減らし、また食品ロスに対する意識を高めることを目的としています。出荷基準にならないトマトは、見た目の問題から市場に出回ることができませんが、学生たちはその有効活用法を考えました。

成果発表会の詳細


発表会は2025年1月22日(水)に開催され、ビジネス学部の12名の学生が参加しました。彼らは三つのグループに分かれ、それぞれが個性的なアイデアを提案。カゴメの関係者も参加し、サステナビリティの観点からもフィードバックがありました。

提案内容の概要


1. トマトパウダーの製造:規格外トマトを粉砕し、健康志向のスナックとして製品化する提案。シナジー効果で販売協力をもたらすことを目指しています。
2. 観光施設とのコラボレーション:いわきの観光施設で規格外トマトを使ったメニューを提供し、食育を通じた食品ロス削減を図る取り組み。
3. E-Vegetable Powderの展開:福島県の野菜を粉末状にして販売、簡単に野菜不足を解消できる商品を提案しています。

これらのアイデアは、食品ロスを自分事として捉えるきっかけとなり、学生たちの意識を高める結果をもたらしました。

プロジェクトを通じて得た学び


参加した学生たちは、地域の農業の実情を学ぶ貴重な体験をしたと共に、実際の農場を訪れることで理論だけでは得られない学びがあったとの感想を寄せました。現場での学びが、食品ロス削減の理解を深め、さらにそこから生まれる創造的なアイデアが重要であると実感したとのことです。

カゴメの持続可能な取り組み


カゴメとしても、自然の恵みを最大限に活用し、持続可能な社会を実現するための活動を強調しています。今後も、産学連携を通じて社会的課題に取り組んでいく計画です。

今回の取り組みを通じて、学生たちが提案した新たなアイデアがカゴメにとっての新しいビジネスチャンスになることを期待しています。未来の持続可能な社会に向けて、食品ロス削減の意識を広める重要なステップとなるでしょう。


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会社情報

会社名
カゴメ株式会社
住所
愛知県名古屋市中区錦3-14-15
電話番号
052-951-3571

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