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全国高校生・中学生ボルダー大会、富山と埼玉で開催！

夏の熱い戦いが始まる

2025年の夏、日本の若きアスリートたちがスポーツクライミングで熱い戦いを繰り広げることが決定しました。一般社団法人全日本ジュニアクライマー育成支援協会が主催する高校生と中学生を対象とした「全国ボルダー競技大会」が、富山市と埼玉県小鹿野町にて開催されます。

大会の概要

高校生対象の「第1回全国高校生ボルダー競技大会」は、2025年7月19日（土）・20日（日）に富山県のボルダリングジム「leTruss」で行われます。また、中学生を対象とした「第2回全国中学生ボルダー競技大会」は、8月2日（土）・3日（日）に埼玉県秩父郡の「クライミングパーク神怡舘」で開催される予定です。

この大会はそれぞれ異なる会場で行われますが、共通して参加するアスリートたちが競技を通じて相互に学び合い、成長していける場を提供することを目的としています。

スポーツクライミングの現状

近年、スポーツクライミングは2020年の東京オリンピックにおいて正式種目となり、その人気は急速に広がっています。しかしながら、中学生に上がるタイミングで競技をやめてしまう選手も多く、特に高校生になってからは競技人口が減少する傾向にあります。これは、全国的に中高生向けの大会が少ないことや、部活動としてのスポーツクライミングが希少であるためです。

大会の目的と意義

全日本ジュニアクライマー育成支援協会は、スポーツクライミングを続けたいという子どもたちの想いに応えるために、全国大会を開催します。中学生と高校生合同の大会を実施することで、学校側の認知を高め、新たにクライミング部を創設しやすい環境を整える狙いも持っています。この試みは、競技に参加する若者たちにとって、新たな挑戦と成長の場となるに違いありません。