シニア女性の「悠々自適」は日常の中に？主婦の友社×CCCマーケティング総研が最新調査結果を発表

株式会社主婦の友社とCCCMKホールディングスの「CCCマーケティング総合研究所」が共同で実施した40～70代女性のメディアニーズに関する調査結果が発表されました。

調査では、シニア女性のメディア利用状況や「悠々自適」と感じる時間について分析されました。その結果、シニア女性の「悠々自適」な時間は、旅行やレジャーといった非日常的な体験だけでなく、日常的な活動の中にこそ存在していることが明らかになりました。

スマホ利用時間、世代間で異なる傾向

調査結果によると、40代を筆頭にスマホの利用時間は多岐にわたり、60代・70代では、決まった休憩時間での利用が目立ちました。特に70代では、パソコンの利用時間が「おやつやお茶の時間に」「就寝前のリラックスタイムに」と、習慣的に取る休憩時間と一致する傾向が見られました。

「悠々自適」は日常の中に

「ゆうゆう」のコンセプトである「悠々自適」について調査した結果、70代を筆頭に、「料理・ニュース・健康」といった「毎日事」コンテンツを見ているときに「悠々自適」を感じているという回答が多く見られました。さらに70代では、「庭・ガーデニング」「片付け」など、日常をより充実させるためのコンテンツにも「悠々自適」を感じているという結果が出ています。

シニア女性のニーズはさらに深まる

今回の調査から、シニア女性のニーズは、従来の「旅行やレジャー」といった非日常的な体験だけでなく、「料理・ニュース・健康」といった日常的な活動の中にこそ存在していることが分かりました。

また、スマホやパソコンの利用率の高まりから、紙媒体だけでなく、デジタル媒体を通じた情報提供の必要性も改めて認識されました。

主婦の友社は、今後もシニア女性のニーズを捉え、より充実した「悠々自適」な時間を提供できるよう、メディアの強化を進めていくとしています。

調査概要

実施期間：2024年5月30日～6月4日
サンプル数：3525
方法：Vリサーチ（ネットリサーチ）
対象者：全国の人口構成比に合わせた40～70代の女性
* 調査目的：40～70代の女性が日頃利用するメディア・ジャンル・コンテンツおよび価値観・利用時間・シーンなどを把握すること。

まとめ

今回の調査結果から、シニア女性の「悠々自適」な時間は、旅行やレジャーといった非日常的な体験だけでなく、日常的な活動の中にこそ存在していることが明らかになりました。主婦の友社は、今後もシニア女性のニーズに寄り添い、より充実した「悠々自適」な時間を提供できるよう、メディアの強化を進めていくとしています。