ECサイトStardayが新型コロナウイルス対策を支援
2020年、新型コロナウイルスの影響で多くの地域でマスク不足が深刻な問題となりました。この状況を受け、ECサイト「Starday(スターデイ)」を運営する三益貿易株式会社は、北海道・函館市内の医療機関と養護施設に対して、合計で1万枚のマスクを寄贈する支援活動を行いました。
マスク寄贈の詳細
函館市には、社会福祉法人「函館中央病院」と「函館国の子寮」という児童養護施設があり、これらの施設が新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けていました。特に、医療現場ではマスクが常に必要とされており、また自宅待機が難しい子どもたちを預かる施設でもマスクの確保が求められていました。
こうした状況を踏まえ、Stardayは両施設に対してそれぞれ5000枚のマスクを寄贈することを決定しました。この寄贈により、合計1万枚のマスクを無償で提供し、感染防止に役立ててもらうことが期待されています。国内外でのマスクの供給が厳しい中、企業として何ができるかを考えた結果の行動です。
新型コロナウイルスによる影響
新型コロナウイルスの感染拡大により、世界中でマスクや防護服の需要が急増し、それに伴い輸出や供給にも制限がかかりました。日本国内でも、ドラッグストアや薬局ではマスクが手に入りづらくなり、特に医療機関や福祉施設では混乱が広がっていました。そこでStardayは、自社が持つリソースを活かし、医療機関や養護施設への支援を行うことになりました。
Stardayについて
「Starday」は三益貿易株式会社が運営するECサイトで、2019年に日本市場へ参入しました。コンセプトは、誰もが手軽に「おトクなショッピング」を楽しめるプラットフォームを提供すること。2020年5月の段階で、出店者数は約1万2千社、出品数は約76万点、登録ユーザー数は約10万人を数えています。
同社は埼玉県内に倉庫を構え、迅速な発送業務を行っています。越境ECサイトと比較しても輸送期間が短く、顧客満足度の向上に努めています。また出店者から出品料を徴収しない仕組みを採用しており、多様な商品を提供できることが強みです。
今後も「Starday」はマスク不足の解消に向けて、医療機関や福祉施設への支援を続ける意向を示しています。企業としての社会的責任を果たすため、地域や社会に貢献する取り組みを拡充していく姿勢が注目されています。
会社概要
商号:三益貿易株式会社
代表者:代表取締役 李 森
所在地:埼玉県比企郡ときがわ町大字別所147
設立:2015年9月
事業内容:卸売、小売
資本金:1,500万円
URL:
http://www.starday.jp/