高齢者の健康を考える「ギアチェンジ」啓発動画が公開
ネスレ ヘルスサイエンスは、2024年11月から兵庫県と兵庫県栄養士会と連携し、「65歳を過ぎたら・・・栄養の考え方をギアチェンジ」というテーマで高齢者の健康を支援する取り組みを進めていきます。この啓発活動は、特に高齢者の低栄養予防やフレイル対策に重点を置いており、これからの世代に必要な栄養管理について学ぶことができます。
この活動の一環として、在宅医療の専門家である医療法人社団悠翔会の佐々木淳医師の解説動画が「ひょうごチャンネル」にて公開されました。この動画では、「栄養の考え方をギアチェンジするとは具体的にどういうことか?」や「ギアチェンジがなぜ必要なのか?」など、非常に重要なテーマについて、一般の方でも理解しやすい形で詳しく解説されています。また、視聴は兵庫県外の方も可能ですので、年齢に応じた栄養管理についての知識を深める良い機会となります。
動画の視聴リンク:
ひょうごチャンネルでの栄養の考え方をギアチェンジ
栄養管理の重要性
65歳以上の年齢層では、急激な身体の変化や活動量の減少が見られ、栄養不足になりがちです。このため、適切な栄養管理が必要不可欠となります。「栄養の考え方をギアチェンジ」では、食生活の見直しが重要で、バランスの取れた食事が健康維持の鍵を握ることが説明されています。特に、高齢者にとって栄養バランスを考慮した食事は、肌や骨の健康維持、免疫力の向上に大いに寄与します。
電話相談窓口の開設
また、兵庫県栄養士会は毎月第2・4金曜日に「栄養ギアチェンジ相談室」を開設し、高齢者やその家族の相談を受け付けています。専門の栄養士が直接電話でアドバイスを行い、具体的な食事提案やサポートを提供しています。相談は兵庫県内の方に限られていますが、電話番号は0120-814-065となっています。
医療法人社団悠翔会の佐々木淳先生
このプロジェクトの監修をされている佐々木淳先生は1998年に筑波大学医学専門学群を卒業後、消化器内科や在宅療養支援に関する豊富な経験をお持ちです。2006年には最初の在宅療養支援診療所を開設し、その後医療法人社団悠翔会を設立。現在、全国に25拠点を展開し、約10,000名の在宅患者さんへの24時間対応を実施しています。佐々木先生は高齢者が自宅で穏やかに過ごすことができるよう、全力を尽くされています。
ネスレ ヘルスサイエンスと今後の展望
ネスレ ヘルスサイエンスは、栄養学に基づく高品質な製品を提供し、消費者や医療・介護現場のニーズに応えることを目指しています。今後も産学官連携で「65歳を過ぎたら・・・栄養の考え方をギアチェンジ」の啓発を進め、高齢者の健康をサポートしていく方針です。高齢者の健康を保つために必要な栄養管理について、一人でも多くの方に知識を広めていくことが期待されています。