刈谷市とeiiconが手を組み、中小企業のイノベーションを加速!
愛知県刈谷市は、オープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」を運営する株式会社eiiconと連携し、市内中小企業向けイノベーションプログラム『刈谷イノベーションプログラム「ELEVATE」』を始動させました。
このプログラムは、自動車産業を中心とした伝統的な産業集積地である刈谷市において、デジタル技術革新や産業構造の変化に対応し、新たな事業創出を促進するための取り組みです。
中小企業の課題解決と成長を支援
「ELEVATE」は、刈谷市内に事業所を有する中小企業を対象に、新規事業開発のための伴走支援、セミナー、ワークショップを提供します。具体的には、以下の3つのプログラムで構成されています。
① 新規事業開発インプットセミナー
新規事業開発の手法や考え方について、3回にわたる入門セミナーを開催します。
- - 「新規事業とDX入門セミナー」: 株式会社eiiconの地方創生アンバサダーである常盤木龍治氏が、自社内でできる新規事業の取り組み方を解説します。(2024年8月5日開催)
- - 「課題起点による新規事業開発入門セミナー」: エバーコネクト株式会社CEOの篠原豊氏が、顧客の課題やニーズ起点とした事業開発手法を伝授します。(2024年8月27日開催)
- - 「技術起点による新規事業開発入門セミナー」: 株式会社eiiconコンサルタントの西口裕貴氏が、自社の技術を活かした新規事業アイデアを生み出す方法を教えます。(2024年9月17日開催)
② ビジョン策定・新規事業アイデア創出ワークショップ
2日間の集中ワークショップでは、自社の課題や目的を明確化し、新規事業アイデアを生み出すための実践的なスキルを習得できます。
- - 「ビジョン策定・新規事業アイデア創出ワークショップ」: 2024年10月15日、16日に開催予定。参加企業は8社限定で、審査の上選考されます。
ワークショップでは、自社のアセットを棚卸し、新たな事業アイデアを創出。さらに、事業化に向けたロードマップ作成まで行います。
イノベーション推進の基盤を構築
「ELEVATE」は、セミナー、ワークショップに加え、業界エキスパートによるフィードバックや、同じ志を持つ企業同士の交流機会を提供することで、企業のイノベーション創出を総合的にサポートします。
刈谷市は、このプログラムを通じて、市内中小企業のイノベーション推進、新規事業創出を促進し、地域経済の活性化を目指しています。
eiiconについて
株式会社eiiconは、日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」を運営しており、企業の事業フェーズに合わせた事業創出支援を行っています。
「AUBA」は、累計登録社数32,000社を超えるオープンイノベーションに特化したWEBプラットフォームです。また、企業の課題解決や新規事業開発を支援する「AUBA Enterprise」や、事業創出に関する情報を発信するメディア「TOMORUBA」など、多様なサービスを提供しています。
刈谷市の取り組み
刈谷市は、自動車産業の変革期に、デジタル技術を活用し、新たな産業の創出、既存産業の強化に取り組んでいます。
「ELEVATE」は、この取り組みの一環として、スタートアップやベンチャーとの連携、共創によるイノベーション創出を促進し、人材、技術、資金を集めるエコシステムを構築することを目指しています。