パナソニック コネクトが進める妊活研修
2025年4月21日、パナソニック コネクト株式会社は、ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン(DEI)推進の一環として、妊活に関する研修を実施しました。この取り組みは、ユニ・チャーム株式会社の「知ることから、はじめる。みんなの妊活研修」という研修プログラムを活用したものです。
妊活に関する知識向上と職場の理解促進
この研修は、年齢や性別を問わず、すべての人が妊活に関する正しい情報を学び、自己の体や将来について考える内容となっています。妊活に関する知識をアップデートし、職場での理解を促進することを目指しています。参加者が自身のライフプランやキャリアプランに合った妊活の選択肢を選べるようになることが狙いです。
研修の内容と実施状況
当日の研修には39名の社員が参加しました。その中には男性社員が21名含まれており、妊活についての知識を深める重要な機会となりました。ユニ・チャームのグローバルフェミニンケアマーケティング本部の村上真菜氏は、参加者に自分の体の仕組みや妊娠に関する正しい知識、さまざまな選択肢についての講義を行いました。
研修の後半では、グループディスカッションが行われ、より良い職場環境を作り出すための制度や風土について参加者同士で意見交換をしました。このようなディスカッションにより、異なる背景を持つ社員同士の理解が深まります。
参加者の声
参加した社員からは、「今回はなかなか触れづらいテーマが取り上げられ、基礎知識を身につけることができて良かった」とのコメントが寄せられました。また、「職場全体でサポートしていく環境作りが実現してくれたのが嬉しい」という意見もありました。これにより、妊活というテーマが職場で気軽に話し合えるようになることが期待されています。
DEI推進の見解
DEI推進担当の西川岳志氏は、「性別やライフスタイルを問わず、誰もが妊活について正しく学べる環境を目指したい」とコメント。妊活は個人にとっての課題であるだけでなく、職場全体で支え合が重要だとも語っています。これにより、悩みや不安を抱えている同僚を理解し、サポートするための環境作りに力を入れているとのことです。
会社の取り組み
パナソニック コネクトでは、社員が自律的なライフプランを設計する支援として、卵子凍結への費用補助や生理休暇などの制度、男性育休推進にも取り組んでいます。これらの施策を通じて、社員一人ひとりが最大限に力を発揮できるような組織作りを目指しています。
今後の展望
今後もパナソニック コネクトは、妊活に関する教育の場を広げ、社員のライフプラン設計を積極的に支援していく方針です。社員が活き活きと働ける環境を整え、企業文化のさらなる発展に貢献することを目指しています。