大企業と中小企業における中途採用の重視ポイントの違い
株式会社カオナビは、組織や人事に関連する調査を行う専門機関である「カオナビHRテクノロジー総研」を運営しています。最近、同社は中途採用に関する調査を実施し、企業規模ごとの人材に対する重視ポイントの違いを明らかにしました。この調査の結果、大企業は「スキル」、一方で中小企業は「定着意欲」に重点を置いていることが分かりました。
調査の背景
中途採用は、企業にとって競争力のある人材を確保するための重要な手段となっています。特に近年、即戦力となる人材を早急に引き入れる必要性が高まり、採用基準や手法が多様化しています。しかし、その中で採用後のミスマッチを防ぐためには、スキルだけでなく、企業の文化や環境に適合する人材を見極めることも求められます。
そこでカオナビHRテクノロジー総研は、過去1年間の中途採用の実態を分析するための調査を行いました。以下はその主要なサマリーです。
調査の結果
採用規模
調査によれば、過去1年間に行われた中途採用の人数は「1~10名」で占められており、全体の約5割を占めました。また、採用関連の費用については「500万円未満」が全体の4割以上に達しています。
採用手法
中途採用の手法は主に「求人紹介」「自社サイト」「人材紹介」の3つに集約されますが、大企業はこれに加えて独自のチャネルを開拓していることが分かっています。
重視する人材要素
大企業は、採用する際に「専門スキル」の高さを重要視しているのに対し、中小企業では「定着意欲」や「成長意欲」、さらに「柔軟性」も求められています。この違いには、企業の成長段階や求める人材像が影響を及ぼしていると考えられます。
調査の概要
本調査は、過去1年間に1名以上の中途採用を実施した企業内の25歳以上60歳未満の採用担当者300名を対象に、2026年3月12日から3月13日にかけてWEBアンケートを通じて実施されました。調査結果は小数点以下の桁数を四捨五入しているため、合計が必ずしも100%になることはありません。
調査レポートの詳細は、
こちらから確認できます。
カオナビHRテクノロジー総研とは
「カオナビHRテクノロジー総研」は、東京都渋谷区に本拠を置き、HRテクノロジーおよびピープルアナリティクスに関する研究を行っています。2017年に設立され、データの分析を通じて組織や人事課題の解決に寄与することを目的としています。
カオナビについて
株式会社カオナビは、タレントマネジメントシステムのリーディングカンパニーであり、「はたらく」にテクノロジーを活用することで、個々の力が最大限に引き出される社会を目指しています。プロダクトとして、タレントマネジメントシステム「カオナビ」と、予実管理システム「ヨジツティクス」を展開しています。詳細は、
こちらのコーポレートサイトをご覧ください。
おわりに
このように調査結果からは、企業の規模によって求められる人材像が異なることが明らかとなりました。今後の中途採用戦略は、求職者に期待される要素を認識し、そのニーズに応じたアプローチを取ることがますます重要となるでしょう。