ネクストエナジーが新たに発表した『UNIFIX』の最新モデル
ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社が、低重心置基礎架台『UNIFIX』の新型モデル「型式:NER-UF4」を販売開始しました。販売は、2025年7月8日から行われます。この製品は、自然災害への耐性を重視した屋根上架台であり、2020年10月に市場デビューして以来、数多くのユーザーから支持を受けています。
新型の『UNIFIX』は、最大公称出力465WのN型片面発電モジュールを採用しており、これにより性能が大幅に向上しました。さらに、モジュールサイズを見直すことで1枚の重量が32kgから20kgに軽減され、搬入や設置作業がより容易になっています。
軽量化がもたらす施工の利便性
新型『UNIFIX』の軽量化により、施工現場での作業が格段に効率化されます。日常的に使用されるエレベーターや階段を用いた人力による屋上搬入が可能になったため、作業者の身体的負担も軽減されます。また、クレーンを使用した搬入作業においても、1箱あたりの梱包重量が従来の1,203kgから772kgへと軽量化されており、負担が大幅に軽減されています。
UNIFIXの特長
この新型『UNIFIX』には、多くの特長が備わっており、特に注目すべきは以下の点です。
1.
耐風速性能: 最大瞬間風速70m/sに耐える性能。
2.
カウンターウェイト機能: アルミ製ベースレールにモルタルを充填し、特許を取得したカウンターウェイト機能を実装。
3.
遮蔽性の確保: モジュール外周を整流ブロックで囲むことで、モジュール裏面の遮蔽性を向上。
4.
地震時の防水性能: 滑動時にも防水層を損傷せず、耐震クラスAにも対応。
5.
軽微な屋根負担: 屋根への負荷は60kg/m2ほどで、補強工事が不要。
6.
人力施工: 構成部材の重量が25kg以下のため、人力での施工が可能。
7.
柔軟なレイアウト: 太陽電池モジュール2枚で1ユニット構成、屋上の形状に合わせた柔軟な設置が可能。
8.
屋根を傷めない設置: 固定せずに置くだけで設置完了、移動も容易。
9.
新技術の登録: 国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS」に登録。
10.
高耐荷重対応: 多雪地域向けには高耐荷重モジュールを使用し、正圧5,400Paに対応可能。
環境意識の高まりと今後の展望
地球温暖化や自然災害の影響が深刻化する中、再生可能エネルギーの需要はますます高まっています。ネクストエナジーは今後も、より安全に配慮した製品開発を進め、分散型電源としての再生可能エネルギーの普及を目指していくとしています。
ネクストエナジーについて
ネクストエナジーは、「自然エネルギーを普及させ、持続可能な社会の構築に貢献する」という理念をもとに、様々な製品やサービスを展開しています。今後も新たなエネルギー利用の選択肢を提供することで、社会のエネルギーシフトを促進していきます。拠点は長野県駒ヶ根市にあり、全国各地に営業所を構えています。
問い合わせや詳細情報は、
ネクストエナジーのウェブサイトをご覧ください。