太刀川が再任
2025-10-23 20:23:43

NOSIGNERの太刀川英輔、世界デザイン機構理事に再任

NOSIGNERの太刀川英輔が再任



日本のデザイン界を牽引するNOSIGNERの代表、太刀川英輔氏が、世界デザイン機構(WDO)の理事として再任されました。彼の任期は2025年から2028年にかけて行われ、国際的なデザインの視点から、多くの挑戦に取り組むことが期待されています。

再任の背景



太刀川氏は、WDOの理事としての1期目において、特に34年ぶりに日本で開催された世界デザイン総会において主導的な役割を果たしてきました。この経験を活かし、国際的なチームとの連携を深めるなかで、WDOのブランディングやコミュニケーション戦略にも強い影響を与えました。彼の再任は、これまでの業績や国際的なリーダーシップが高く評価された結果です。

未来に向けたビジョン



再任された太刀川氏は、これからの任期中にいくつかの重点的な活動を掲げています。特に、「気候災害への適応のためのデザインの創出」という目標があります。今後も、世界中で増加する気候危機に対処するためのデザインを考案し、発信していくことが求められています。また、デザインの遺産を未来に繋げる活動や、自然や未来に対してポジティブなデザインを見つけ出し、広めることも重要なテーマです。

太刀川氏は「日本は自然と共生する文化を持っている」とし、これまでの経験を基に、他国との経験を共有し、学びながら、デザインが本当に必要な場面での力を発揮できるよう努めることを誓いました。

WDOとは



世界デザイン機構(World Design Organization)とは、工業デザインを通じて生活の質を向上させることを目的とした非政府組織で、1957年に設立されました。現在は215を超える会員組織を擁し、「より良い世界のためのデザイン」を推進しています。彼らは国連経済社会理事会から特別諮問資格を与えられ、国際的な活動を展開しています。
このような組織での活動は、デザイナー同士のさらなるコラボレーションや、新しいアイデアの発信を促進するものであり、太刀川氏の再任はその一環として位置付けられています。

NOSIGNERの活動



NOSIGNERは、2013年に設立されたデザインファームであり、社会課題の解決を目的としたデザインコンサルティングを行っています。太刀川氏自身は、プロダクト、グラフィック、空間デザインを横断的に手掛け、150以上のデザイン賞を受賞しており、これまでにも防災計画やオープンデザイン、都市デザインなど様々なプロジェクトに貢献してきました。

日本国内外でのデザイン活動を通じて、NOSIGNERは社会に潜在する可能性を引き出し、創造的な共進化を目指しています。将来的には、気候変動に対する対応や地域活性化といった社会的な課題に積極的に取り組むことで、より良い未来の実現を目指しています。

太刀川英輔のリーダーシップのもとで、NOSIGNERとWDOの活動が如何に相互作用し、ひいては世界のデザイン界に影響を及ぼしていくのか、今後の展開に注目です。


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会社情報

会社名
NOSIGNER株式会社
住所
横浜市中区山下町78−8横浜イースト・ゲート・ビル 7階
電話番号

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