松原市での特別な御城印配布イベント
2023年は大阪府松原市において、徳川十六神将の一人高木正次の陣屋が設立されて400年という記念すべき年です。この節目を祝うため、文化財を訪れる人々に向けて「丹南陣屋御城印」の配布が開始されます。
高木正次と丹南藩の歴史
高木正次は、大阪夏の陣で真田幸村隊と戦ったことで知られる武将で、彼が興した丹南藩は1万石の小藩として幕末まで存続しました。彼の業績や当時の文化は、今でも地域に色濃く残っています。残念ながら当時の陣屋の直接の建物は現存しませんが、陣屋に纏わる貴重な文化財は今なお市民に親しまれています。
御城印の配布について
御城印の配布は2023年9月1日から12月28日まで行われますが、数量に達し次第終了します。配布場所は松原市民ふるさとぴあプラザで、配布時間は9:00から17:30までとなっています。月曜は休館ですが祝日は開館しています。
配布される御城印
- - 通常版御城印:300枚
- - 特別版御城印:200枚
どちらも魅力的なデザインですが、配布条件があります。まず、御城印を受け取るためには文化財を巡り、写真を撮影する必要があります。特に御城印の特別版を希望される方は、撮影した写真を指定のハッシュタグ(#松原市 #文化財 #丹南陣屋)を設定してSNSに投稿し、その画面を提示する必要があります。
訪れるべき文化財
1.
デジタルアーカイブ:ジャパンサーチや文化遺産オンラインに公開されている「丹南村地籍図(明治6年)」
2.
旧丹南藩主高木主水正陣屋址碑:来迎寺の山門前に設置されたこの石碑は、当時の詳細を伝えています。
3.
郷土資料館の常設展示室:ここでは丹南藩に関する様々な出土品が展示されています。
このイベントを通じて、地域の歴史や文化に触れる機会を持ち、丹南藩や高木正次に関する理解を深めてほしいと思います。さらに、松原市ではこのほかにも様々な文化財イベントが企画されています。
お問い合わせとアクセス
詳細については松原市の公式ホームページをご覧ください。また、何か質問があれば松原市民ふるさとぴあプラザにお電話を。電話番号は072-336-6800で、受付時間は9:00から17:30までとなっています。月曜日は休館日ですのでご注意ください。
この特別な期間中に、ぜひ松原市を訪れ、400年の歴史を体感してください。