甦るポストモダン展
2025-10-02 16:02:17

「甦るポストモダン」展が武蔵野美術大学で開催!新たな視点のものづくり

展覧会情報



武蔵野美術大学美術館・図書館では、2025年11月24日から12月21日まで展覧会「甦るポストモダン——倉俣史朗、小松誠、髙﨑正治、デザインの人間主義(ヒューマニズム)」が開催されます。本展覧会は、ポストモダンの概念を掘り下げ、特にそれを「人間主義」という視点から再評価する試みです。

ポストモダンとは



ポストモダンという言葉は、1970年代に建築やデザインの分野で広がりを見せました。アメリカの建築史家チャールズ・ジェンクスの名著『ポスト・モダニズムの建築言語』が影響を及ぼし、歴史的様式の引用や過度な装飾が特徴とされています。しかし、本展覧会はポストモダンが示す「人間主義」に注目し、現代においてその本質を再考します。

展覧会の内容



本展では、倉俣史朗の「硝子の椅子」、小松誠の「クリンクルシリーズ」、髙﨑正治の「輝北天球館模型」といった代表作が展示されます。これらの作品は、異議申し立てや社会批評という視点から新しいものづくりを追求しています。また、シェーカー教徒やウィリアム・モリスといった歴史的背景や運動にも焦点を当て、ポストモダンの根源を探ります。

企画の意義



会期中のイベントには、オープニングシンポジウムやギャラリートーク、ドキュメンタリーの上映会も予定されており、参加することでさらに深い理解が得られるでしょう。特に、パリ五月革命やベトナム反戦運動といった背景に触れることで、ポストモダンの思想がどのように生まれたのかを考える機会が提供されます。

開催概要



  • - 会期: 2025年11月24日(月・振休)–12月21日(日)
  • - 開館時間: 11:00–19:00(但し土・日曜日、11月24日は10:00–17:00)
  • - 休館日: 水曜日
  • - 入館料: 無料
  • - 会場: 武蔵野美術大学美術館展示室3

本展は、単なるデザインの展示にとどまらず、現代社会における造形の重要性を問い直す機会でもあります。ポストモダンの視点から、私たちの社会とその関係を見つめ直す絶好のチャンスを提供します。入場は無料で、誰でも気軽に訪れることができるため、ぜひお立ち寄りください。

まとめ



「甦るポストモダン」展は、ただのアート展示ではありません。作品を通じて私たちの社会観や価値観を再考し、未来への示唆を得る貴重な体験になるでしょう。この機会にぜひ足を運び、デザインと人間主義の交差点に触れてみてください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

会社情報

会社名
学校法人武蔵野美術大学
住所
東京都小平市小川町1-736
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。