東京硝子器械とテラスカイの共創開発による販売管理システムの刷新
東京硝子器械株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:白井一夫)は、株式会社テラスカイ(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:佐藤秀哉)と共に、クラウド型基幹業務システム「Fujitsu GLOVIA OM」(以下GLOVIA OM)の導入を進めています。このプロジェクトは、両社が協力して開発を行う共創型の取り組みであり、内製化を実現し、迅速なシステム改修が可能となりました。
導入の背景
約20年にわたり使用されてきた東京硝子器械の現行システムは、業務プロセスの変更に適応できず、ボトルネック化していました。このため、同社は業務に合ったカスタマイズ可能な販売管理システムの導入を検討。Salesforceを使った基幹システムを評価し、最終的にGLOVIA OMが選ばれました。
プロジェクトの進め方と効果
プロジェクトでは、バックエンドの構築をテラスカイが担い、フロント部分のカスタマイズを東京硝子器械の開発チームが担当しました。この体制によって、複雑な業務要件を迅速に定義・実装でき、以下のようなメリットが得られました。
- - 社員がフロント開発を行うことで、コミュニケーションコストを削減し、プロセスがスムーズになりました。
- - 外部ベンダーとのやり取りを減少させ、開発後の内製化によりコスト削減が実現。
- - ベンダーからのSalesforceに関するノウハウを得ることで、社員のスキルアップが図られました。
導入効果
この新しいシステムの導入によって、東京硝子器械は基幹システムの改修・改善において内製化体制を確立しました。これにより、簡単な要望については迅速に対応し、週に1~2回のバージョンアップを行っています。結果として、業務とシステムの乖離が解消され、効率的な運用が実現しています。さらに、DataSpider Servistaを通じたシステム連携により、注文や発注のEDI化が進み、仕入先とのFAXのやり取りを削減し、ペーパーレス化にも寄与しています。
今後の展望
東京硝子器械は今後、GLOVIA OMとECサイトや周辺システムとの連携を強化し、収益の向上を目指しています。テラスカイも、この取り組みを支援するためにGLOVIA OMの改修や機能強化に努める所存です。
GLOVIA OMについて
「Fujitsu GLOVIA OM」は、20年以上の生産管理ERPのノウハウを活かし、Salesforceのプラットフォーム上で提供されるクラウド型基幹業務システムです。サーバー等の環境準備が不要な点や、SFA・CRMとのデータ統合により二重入力の削減が可能です。詳細は
こちら からご確認ください。
イベント告知
東京硝子器械株式会社の島村徹様が、10月3日(木)14:15から行われる『TerraSkyDays 2024』にて、「共創の新時代。東京硝子器械が選択した『変化へ対応できるプロジェクト体制』」について講演されます。
テラスカイについて
株式会社テラスカイは、クラウド創成期からクラウドビジネスに特化してきた企業で、7000件以上の導入実績を有しています。多様な業界にわたる豊富な知見をもとに、開発効率を向上させるサービスを提供しています。
所在地:東京都中央区日本橋2-11-2 太陽生命日本橋ビル16階、設立:2006年3月、資本金:12億5,689万円(2024年4月末時点)、代表者:佐藤秀哉、URL:
テラスカイ、証券コード:3915(東証プライム)。