大阪に本社を構える株式会社ミラタップが、香港の観塘(クントン)地区にて初のショールームを開設しました。このプロジェクトは、地元リノベーション会社「Go Fame Company Limited」との提携によって実現し、日本の住宅設備を直接体験できる場を提供します。
このショールームは、2026年7月16日に正式にオープンし、訪問者には約200点のキッチンやバスルーム関連の商品が展示されています。特に、限られたスペースに適したコンパクト設計の《シャワーブース 700》など、香港の住宅事情に合わせた商品が話題となっています。この取り組みは、リノベーション市場において日本スタイルの住宅需要が高まる中、ブランド認知を拡大し、販売を強化する狙いがあります。
香港は、世界的に見ても非常に高い住宅価格で知られ、最近の5年間は金利上昇やコロナ禍の影響で不動産市場が低迷していました。しかし、2025年には住宅売買の件数が62,000件と過去最高に達し、新たなトレンドと共に市場の活気が戻ってきています。特に、日本の侘寂を取り入れた「Japandi」スタイルのデザインが注目され、より多様な住空間への関心が高まっています。
「Go Fame Company Limited」は、2019年設立以来、冒頭から日本のライフスタイルを反映したリノベーションを手掛けており、250件以上の施工実績を有しています。このような実績があるからこそ、ミラタップは販売代理店契約を締結し、今回のショールーム開設に至りました。観塘(クントン)地区は再開発が進み、新しいビジネス拠点として成長しており、ミラタップにとって最適なロケーションです。
オープニングセレモニーには両社のトップも集まり、未来の展望を語りました。ミラタップの社長山根太郎氏は「日本の住宅文化を香港市場に根付かせることで、新たな価値を提供していきたい」と意気込みを語りました。住宅業界における新たな潮流を生み出すため、今回のショールームオープンは重要な一歩となるでしょう。
さらに、ミラタップは香港だけでなく、中国や台湾、シンガポール、タイ、インドネシア、ベトナム、アメリカなど、グローバルに展開しており、現地企業との連携を強化しています。2023年にはインドネシア、2024年には台湾のショールームをオープンし、各地域に最適な形で販売基盤を築いています。
今回の香港ショールームの開設を通じて、ミラタップは国際的な成長をさらに加速させることでしょう。日本の住宅設備を求める香港のニーズに応え、今後ますます注目される存在となることが期待されます。