KNT365の挑戦
2025-10-03 18:52:54

製品と環境への想いを込めたKNT365の挑戦と魅力

KNT365とアースフレンドリーなものづくり



大阪府泉大津市に位置するKNT365 Osaka Labは、持続可能な製品作りを目指す拠点です。株式会社KNT365(本社:東京都目黒区自由が丘)は、ニットを用いたコミュニケーションツールとして日本でのブランド展開を進め、アースフレンドリーな素材を使用した製品開発に力を注いでいます。現在、同社は東京オフィスと大阪ラボの二つの拠点で、企画から生産、販売までの全てを自社で管理し、顧客に直接届けるDtoC(Direct to Consumer)方式で運営されています。

KNT365 Osaka Labのこだわり



KNT365の製品は、主に大阪府泉大津市にて生産されることが多いです。この地域は泉州ニット産地として知られ、長年の経験から育まれた紡績・染色・縫製技術が活かされています。KNT365 Osaka Labでは、最新の3Dニッティングマシンを使い、編地の生産から縫製、検品、ひいては発送までを一貫して行う体制を整えています。これは、トラディショナルな技術と最新のテクノロジーを融合させる試みであり、高品質なバッグや小物を日本国内で生産することを可能にしています。

例えば、編み上げの作業では、570本の針を使ったマシンを駆使し、バッグの本体部分とハンドルを一体で編むことができ、その結果、裁断や縫製の手間を大幅に削減しています。これは環境に優しく、ロスも少なくする工夫の一つです。完成した製品は、スタッフによって丁寧に仕上げられ、ブランドのアイデンティティを感じさせる作品に生まれ変わります。

プロジェクト「Get Back」



KNT365では、傷んだ編地や使用不能となった素材を無駄にせず、新しい作品に生まれ変わらせる「Get Back」というアップサイクルプロジェクトも展開しています。このプロジェクトの担当者である森羽奈さんは、大学時代にアルバイトとしてラボに関わり、現在は社員として活躍中です。彼女は海外留学中にKNT365のバッグを通じてできた友人との経験から、「自分も誰かに素敵な体験を届けたい」という想いでラボに参加しました。

森さんは、バッグだけでなく、キーチェーンやブックカバー、ハットといった多種多様なアイテムを制作。ラボ内のストック棚から生地を選び、その時のインスピレーションを元にアップサイクル作品を作り出しています。彼女の言葉を借りると、「同じ作品は二度と作れない。目の前のインスピレーションや瞬間を大切にしたい」とのこと。この理念の下で、すべての作品には森さんの葛藤やストーリーが表現されています。

一点ものの魅力



KNT365のアップサイクル作品はすべて一点ものです。各製品のパターンや生地の厚さ、風合いなどが異なるため、購入者は自分だけのお気に入りを見つける楽しみがあります。さらに、汚れてしまっても洗濯が可能で、見た目の美しさだけではなく実用性も兼ね備えています。このようにKNT365は、地球や人、動物に優しい素材を使用した製品を通じて、持続可能な未来へとつながる取り組みを行っているのです。

THE KNT365 HOUSEの展開



新たにオープンしたKNT365の旗艦店「THE KNT365 HOUSE」では、これらのアップサイクル作品を直接手に取って購入することもできます。所有者との特別なストーリーを共有することで、さらに思い入れのあるアイテムが手に入ります。店舗は東京都渋谷区神宮前に位置し、毎日10時から19時まで営業中です。

KNT365のブランド理念



KNT365は、循環型のライフスタイルをデザインし、地球にやさしい素材選びを大切に活動しています。「365日使える機能性」と「人と動物に優しさ」をテーマに、日常生活に取り入れやすい製品開発に取り組んでいます。彼らの理念は、単なる製品作りに留まらず、持続可能な社会を目指す一助となることを願っているのです。


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会社情報

会社名
株式会社KNT365
住所
東京都目黒区自由が丘2-22-3LotusCalyx102
電話番号

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