NTTPCがマイクロソフト社QMTHプログラム認定を取得
このたび、NTTPCはマイクロソフト社のQualified Multitenant Hoster(QMTH)プログラムの認定を受けました。この認定により、顧客がNTTPCのクラウド基盤上で、マイクロソフトのOffice 365(E3/E5)などのライセンスを直接利用できるようになります。
1. QMTHプログラム認定とは?
QMTHプログラムは、クラウド事業者が提供するマルチテナント型のクラウド基盤において、顧客が契約したOffice 365を利用できることを正式に認めるものです。これまではマイクロソフト社のライセンスに基づき、サービスプロバイダー経由の利用が求められていましたが、認定を受けたことにより、NTTPCが提供可能なクラウドに直接アクセスできるようになりました。
2. 認定による顧客メリット
NTTPCがこの認定を取得したことにより、顧客はこれまで別途購入が必要だったサービスプロバイダー向けライセンスを手配しなくても済むようになります。この結果、追加コストを抑えつつ、オンプレミス環境からクラウド基盤へスムーズに移行できる環境が整います。企業にとって、コスト削減は重要な要素であり、NTTPCはそのニーズに応えています。
3. NTTPCのクラウド基盤と対応サービス
NTTPCではさまざまなクラウドサービスが提供されています。代表的なものには以下があります。
これらのサービスは、企業が必要とする柔軟性と信頼性を兼ね備えています。
4. 利用可能なライセンス
NTTPCのクラウド基盤においては、以下のマイクロソフト社のライセンスが使用可能となります。
- - Microsoft 365 E3・Microsoft 365 E5(Office 365とWindows 10を含む)
- - Microsoft 365 Apps for enterprise(旧名:Office 365 ProPlus)
- - Office 365 E3・E5
- - Windows 10 Enterprise E3・E5(仮想デスクトップ)
これらのライセンスは、VDI対応かつユーザー単位のライセンスが必要であるため、利便性とともに安全面にも配慮されています。
このように、NTTPCはマイクロソフト社のQMTHプログラム認定を取得したことにより、顧客に対してさらに使いやすいクラウドサービスを提供できるようになりました。企業のデジタルトランスフォーメーションが進む中で、今後も新しいサービスの展開が期待されます。