音楽を視覚で楽しむ
2024-10-18 21:15:58

音楽体験を革新する新システム「VisVib」の発表と体験イベント

音楽を視覚で楽しむシステム「VisVib」が登場!



音楽の楽しみ方が変わる!東京都内で協働開発された音を光と映像で表現するシステム「VisVib」が、この11月にお目見えします。この革新的なプロジェクトは、シビック・クリエイティブ・ベース東京(CCBT)と東京藝術大学芸術情報センター(AMC)が共同で立ち上げたものです。音楽が聴こえるだけでなく、目でも楽しむことができるこのシステムは、特に音楽体験を新しく魅せてくれることでしょう。

「VisVib」とは?


「VisVib」は音楽教育やワークショップの場で音を視覚化し、参加者全員が体験できるよう工夫されています。トーンチャイムという楽器をメインに、コンピューターや照明機器を駆使し、音の響きを視覚的に表現できるのです。このシステムは、ろう者や難聴者を含む誰もが、音楽を手軽に楽しめるので、大変魅力的です。

音と映像の融合による新たな音楽体験は、これまでの音楽イベントとは一線を画します。音楽の音色に合わせて変化する光り輝く映像は、聴覚以外の感覚を刺激し、参加者をより深い音楽の世界へと誘ってくれるでしょう。

開発の背景と取り組み


「VisVib」の開発は2023年6月から始まり、11回の研究会を経て、ユーザーによる実証実験も行われました。さまざまな条件下でのフィードバックを元に改善を重ね、2024年3月には東京文化会館で実際に導入されるまでに成長してきました。そして、開発者たちはソフトウェアをオープンソースとして公開し、使い方の動画も手話通訳付きで解説しています。これにより、誰でも簡単に「VisVib」を体験することが可能になりました。

11月10日の報告会


次回の報告会は、2024年11月10日(日)にシビック・クリエイティブ・ベース東京で開催されます。この場では、「VisVib」の開発経緯や実際の使用例、さらには参加者がどのように楽しめるかを紹介する予定です。入場は無料で、事前の申し込みは不要なので、興味がある方はすぐに足を運んでみてください。具体的な内容としては、プロジェクト活動報告や、参加者との座談会も設けられる予定です。

参加者の声


体験者たちは、このシステムによって音楽への理解が深まったと語っています。「耳で音楽を楽しむだけでなく、目や体で音楽に触れることができる」と感じた方が多く、これまでにない感覚の開放を体感しているようです。さまざまな背景を持つ人々が集い、新しい芸術体験を共有できる貴重な機会です。

最後に


「VisVib」は、ただの音楽デバイスに留まらず、インクルーシブなアート体験を提供します。これにより、音楽という文化が、より多くの人にとって楽しめるものになることを期待しています。この新しい波の一部を体験してみたい方は、ぜひ11月10日に会場へ足を運んでみてください。


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会社情報

会社名
公益財団法人東京都歴史文化財団
住所
東京都千代田区九段北4-1-28 九段ファーストプレイス8階
電話番号
03-6256-9967

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