管理業務を革新するAPI連携の登場
2024年、業務効率化のニーズが高まる中、ピー・シー・エー株式会社と株式会社スリーシェイクが新たな提携を発表しました。基幹業務クラウドサービス『PCAクラウド』と、データ連携ツール『Reckoner』がAPIを通じて連携を開始し、企業のバックオフィス業務を革新することが期待されています。
PCAクラウドとReckonerの概要
PCAクラウド
『PCAクラウド』は、導入実績が20,000法人以上を誇るクラウドベースの基幹業務ソフトであり、会計、販売管理、人事給与、税務など多岐にわたる業務をサポートします。インターネットを利用することで、非常に低コストかつ手軽に利用可能であり、中小・中堅企業に特化したソリューションを提供しています。
Reckoner
一方で、データ連携ツール『Reckoner』は、ノーコードで誰でも容易にデータの集約、加工、連携を行えるプラットフォームです。従来のプログラム開発に対する障壁を低くし、業務現場のユーザーが主導的にデータを活用できる環境を整えています。ブロックを繋ぐような簡単な操作で、ユーザーは迅速にデータの流れを構築することが可能です。
連携による業務の効率化
今回のAPI連携によって、100種類以上のSaaSとPCAクラウドとのデータ連携が可能になります。これにより、複数の業務システムのデータ更新が自動化され、手作業によるエラーの軽減や迅速なデータ処理が期待されます。特に、会計・人事・給与などのバックオフィス業務がシームレスに統合され、全体の業務フローが大きく改善される見込みです。
使用可能な連携対象アプリケーションには、PCAクラウドの各種サービスが含まれます。これらの連携を通じて、企業は更なる業務のデジタル化と同時に生産性向上を図ることができます。
料金体系について
API連携の利用に際しては、利用するサービスによって追加料金が発生する場合がありますが、PCAクラウドのon AWS版をご利用の顧客には追加料金はかかりません。Web-APIライセンスの契約内容によって異なるため、事前の確認が必要です。
今後の展望
企業のデジタル化が進む中、PCAクラウドとReckonerの連携は新たな業務の効率化の手段として注目されています。これにより、データ活用の民主化が進み、企業はよりスマートな意思決定が可能になるでしょう。
この新たな取り組みが、中小企業をはじめとした幅広い企業にどのような影響を与えるのか、今後の動向に注目です。
公式製品サイト