「わくわくラボ」による新たな学びの挑戦
埼玉県戸田市教育委員会は、2024年から市内の公立学校において
PBL(Project-Based Learning:課題解決型学習) を推進するプロジェクトを始動しました。その名も「わくわくラボ」。これは、戸田型PBL授業をサポートするために設置された新しい教育環境です。
1. プロジェクトの背景
戸田市では、次世代の教育を見据えた様々な取り組みが進められています。特に、課題解決型学習は、学生たちが自ら考え、解決策を見つける力を育むことを目的としています。この活動の一環として、
コクヨ株式会社 と
富士電機ITソリューション株式会社 がコラボレーションし、戸田市立美女木小学校を実施場所として選定しました。2024年8月に「わくわくラボ」が開設され、実際の授業が行われる予定です。
2. 実施体制
このプロジェクトは、埼玉県戸田市教育委員会が主導となり、コクヨや富士電機と連携し、教育現場での実証事業を展開しています。具体的には、戸田市立美女木小学校において、以下の内容で実施されています。
- - 実施機関: 埼玉県戸田市教育委員会
- - 参画事業者: コクヨ株式会社(教育施設用家具関連)、富士電機ITソリューション株式会社(ICT機器関連)
- - 実施場所: 戸田市立美女木小学校
- - 実施期間: 2024年8月から2026年3月末(予定)
3. 実証内容
「わくわくラボ」では、既存のメディアルームを改装し、コクヨの新商品やICT機器を導入しました。例えば、テクノホライゾンの電子黒板や3Dプリンタなどを使った教育環境が整備され、次世代型の授業スタイルに対応できる空間が創出されています。これにより、学生たちは
プロジェクトワークやプレゼンテーション、自学習、コミュニケーション などを楽しみながら学ぶことが可能になります。2024年度には、278コマの授業が計画され、多様な教科で活用が見込まれています。
4. 検証結果
実施後、教員や児童を対象にしたアンケートを実施し、初期段階の効果測定も行いました。その結果、教室のレイアウト変更について高い評価が寄せられています。実践を通じて得た教職員の考えや生徒の感想は、今後の教育改善に活用されるでしょう。
5. まとめ
「わくわくラボ」は、戸田市の教育に新しい風を吹き込む取り組みです。今後の成果や進捗については、引き続き注目を集めることでしょう。教育現場の新たな可能性を感じる「わくわくラボ」にぜひご期待ください。
詳細な実証レポートは、
こちらから確認できます。
埼玉県戸田市教育委員会の公式HPでも、さらなる情報が公開されていますのでぜひご覧ください:
戸田市教育委員会。