JPR、マレーシア進出で国際ネットワークを強化
日本パレットレンタル株式会社(JPR)が、国際間のパレットレンタルサービス「アジアパレットプール(APP)」のネットワークを拡大し、マレーシアでのサービスを開始しました。これにより、同社は9つの国と地域間での輸出入におけるレンタルパレットの利用を可能にし、企業が直面する物流の課題に寄与します。
APPサービスの概要
JPRが持つAPPサービスは、輸出国でパレットを借り、輸入国で返却できるというユニークな方式を採用しています。この仕組みにより、企業はパレットを輸送する際の手間やコストを大幅に削減することができるため、特に国際輸送において利便性が高まります。
1. レンタル方式
輸出国で借りたパレットを、目的地の輸入国で返却できるため、ユーザーはパレットを古いオペレーションに戻す必要がありません。この柔軟性が顧客にとっての大きな魅力となっています。
2. サービス展開国
新たに加わったマレーシアを含め、APPのサービス提供国は合計9つ。準備中の香港も加われば、さらなる利便性の向上が期待されます。
3. パレットの種類
APPでは2種類のパレットを扱っていますが、提供国により取り扱い状況が異なるため、詳細については事前にお問い合せが推奨されます。
APPの特長
1. 回送の手間を解消
国際輸送では、出荷後のパレットを再度発地に戻す手間が大きな負担となっていました。しかし、APPを利用することで、輸入国でそのまま返却できるため、物流コストの抑制につながります。
2. 複数企業でのリレー利用
APPでは、レンタルパレットを異なる企業間でリレーさせることが可能です。これにより、原材料を輸入したパレットをそのまま製品の出荷に活用することができ、効率的な物流を実現します。
3. 共同回収システム
日本国内では、約3000の物流センターと提携した「共同回収システム」を運用。このシステムをAPPと連携させることで、海外で積み込まれた製品を日本国内でスムーズに輸送し、空いたパレットは効率よく回収されます。
企業課題の解決
JPRのAPPは、特に「物流2024年問題」に対処する手段としても注目されています。トラックドライバーへの負担を軽減し、効率的な物流運営を可能にします。また、使い捨てパレットからレンタルパレットへの変更は、環境負荷の低減にも繋がることが期待されます。
まとめ
JPRのマレーシアでのサービス開始は、国際間の物流に新たな選択肢を提供します。企業が抱える多くの課題に対処しつつ、世界中の物流効率を向上させる「アジアパレットプール」。今後の展開から目が離せません!