大和ハウスグループ2社がPRIDE指標2024でゴールド受賞！LGBTQ+への積極的な取り組みが評価

大和ハウス工業とロイヤルホームセンター、2024年11月14日、職場におけるLGBTQ+への取り組みを評価する「PRIDE指標2024」において、見事ゴールドを受賞しました。これは、両社が積極的に推進するダイバーシティ＆インクルージョン戦略の成果を示すもので、LGBTQ+を含む多様な人材が働きやすい環境づくりへの強い姿勢が評価されたと言えるでしょう。

大和ハウス工業の取り組み：4年連続ゴールド

大和ハウス工業は、第7次中期経営計画において、ダイバーシティ＆インクルージョンの推進を掲げ、女性、シニア、LGBTQ+など、多様な人材が活躍できる環境づくりに注力しています。

具体的には、全社員を対象とした研修や啓発イベントの実施、入社時のeラーニングによる理解促進、専門家による相談窓口の設置などが挙げられます。また、同性パートナーにも配偶者と同様の福利厚生を適用するなど、具体的な行動にも表れています。これらの継続的な取り組みが評価され、2021年から4年連続でPRIDE指標ゴールドを受賞という快挙を達成しました。

ロイヤルホームセンターの取り組み：着実な進化

ロイヤルホームセンターは、国籍、年齢、性別、障がい、性的指向、性自認に関わらず、すべての従業員が尊重される職場環境を目指しています。LGBTQ+への取り組みとしては、社内報や研修による啓発活動に加え、2024年度には同性パートナーシップ制度を導入。結婚休暇や住宅手当、慶弔見舞金など、多くの福利厚生を同性パートナーにも適用できるよう制度を拡充しました。

2022年、2023年にはブロンズを受賞していましたが、2024年にはゴールドを獲得。着実な進化を遂げていると言えるでしょう。

大和ハウスグループの未来

大和ハウスグループは、今回の受賞を励みに、SDGsの達成に向けて、LGBTQ+だけでなく、女性、障がい者、シニアなど、あらゆる多様な人材が活躍できる環境づくりをさらに強化していくことを表明しています。多様な人材の参画が、企業の持続的な成長に不可欠であるという認識が、両社の取り組みから明確に伝わってきます。

PRIDE指標とは？

PRIDE指標は、任意団体work with Prideが2016年に日本で初めて策定した、企業や団体のLGBTQ+への取り組みを評価する指標です。「Policy（行動宣言）」「Representation（当事者コミュニティ）」「Inspiration（啓発活動）」「Development（人事制度・プログラム）」「Engagement・Empowerment（社会貢献・渉外活動）」という5つの指標で評価され、「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」の3段階で評価されます。大和ハウス工業とロイヤルホームセンターのゴールド受賞は、これらの指標において高い評価を得た証と言えるでしょう。