細田守監督の最新作『果てしなきスカーレット』小説版がついに発売!
2025年11月21日に公開予定の映画『果てしなきスカーレット』の原作小説が、角川つばさ文庫より販売開始されました。伝説のアニメーション監督、細田守氏が手掛けたこの物語は、映画同様に世界中の注目を集めています。今回発売されたつばさ文庫版は、全ての漢字にふりがなが振られた子ども向けのイラスト付き版で、特に子どもたちが読みやすい構成になっています。
映画の成功を予感させる実績
細田守監督は、過去に『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』など、数多くの名作を生み出してきました。それぞれの作品は、日本国内だけでなく、海外の映画祭でも高く評価されており、特に第82回ヴェネチア国際映画祭に選ばれたことは、今回の映画がいかに注目されているかを証明しています。『果てしなきスカーレット』も、それに続く作品の一つとして期待に胸が膨らむものです。
物語とキャラクターの魅力
物語の主人公は、父親を叔父のクローディアスに殺された王女・スカーレット。復讐することができずにたどり着いたのは、《死者の国》でした。そこで出会ったのは、現代日本から来た看護師の青年・聖です。二人は共にクローディアスを追い、その途中でスカーレットの心の変化が描かれます。この旅を通して彼女が体験する「生きること」の意味について、感動的なストーリーが展開されるのです。
イラスト入りで想像力を育む
つばさ文庫版には、計20点の挿絵が収録されており、物語のイメージをより掴みやすくしています。子どもたちが視覚からも楽しめるように工夫されており、読みながら物語を体験する感覚を強める内容となっています。細田守監督の繊細な表現もあり、映画を観る前の予習にも最適。
書誌情報
- - タイトル:果てしなきスカーレット
- - 著者:細田 守
- - イラスト:YUME
- - 発売日:2025年10月24日
- - ページ数:296ページ
- - 定価:946円(本体860円+税)
- - ISBN:9784046323811
- - 詳細URL:角川つばさ文庫
著者について
細田 守(ほそだ まもる)
1967年生まれ。東映アニメーションに入社した後、独立して多くのヒットアニメ映画を製作。スタジオ地図を設立し、今や日本を代表するアニメ監督となっている。
YUME(ゆめ)
著名なイラストレーターで、数多くの作品の挿絵を手がけており、特に少年少女向けの作品でその力を発揮しています。
細田守監督の新作『果てしなきスカーレット』は、子どもたちへの情熱と共に、楽しさと感動を届けることを目的としています。ぜひ、この新しい小説を手に取り、物語の世界に飛び込んでみてください。