東洋新薬が提案する新たなプロテインの楽しみ方
最近、健康志向の高まりとともに、プロテインの需要が増加しています。特に新型コロナウイルス感染症の影響で、自宅で過ごす時間が増え、運動不足を解消したいと考える多くの人々が、プロテインの摂取を始めています。そんな中、株式会社東洋新薬は、粉末プロテインを手軽に楽しむための新技術『イージーパウダー(TM)』の特許を取得しました。この技術により、シェーカーなしで溶けやすい粉末プロテインが実現します。
粉末プロテインの需要拡大
プロテインは、スポーツ選手やボディビルダーだけでなく、ダイエットを目指す若者やフレイル予防を意識するシニア世代にまで広がっています。特に粉末タイプは、摂取量を自分のペースで調整できることから、多くの人々が選ぶ選択肢となっています。しかし、粉末プロテインには「溶けにくい」という課題があり、従来の方法ではシェーカーを使わなければならない煩わしさがありました。
『イージーパウダー(TM)』の開発背景
東洋新薬は、これまでのノウハウを生かし、粉末青汁製品の製造で培った技術をベースに新たな製品開発に挑みました。この新技術は、シェーカーを必要とせずに手軽に溶ける粉末プロテインを可能にし、手間なく栄養を摂取できるという新たな選択肢を提供します。
特許の取得と今後の展望
この革新的な技術により、東洋新薬は特許を取得しました。特許番号は7549926号で、詳細についてはJ-PlatPatで検索可能です。今後も、東洋新薬はこの技術を活用して、ラインナップの充実を図ると同時に、さらなる製品開発を進めていく予定です。
ODM/OEM事業の展開
また、東洋新薬では、粉末青汁製品で得た経験を活かしたプロテイン商品の開発にも力を入れています。顆粒製品の味や安定性を追求した生産体制を構築しており、渋谷には新たな開発拠点「クイックラボ渋谷」を設け、迅速な商品開発を実現しています。
知的財産への取り組み
会社は、知的財産を経営戦略の重要資産と位置付けており、これまでに約450件の特許を取得しています。このような知的財産の戦略的活用は、産業界でも高く評価されており、経済産業省・特許庁からも表彰を受けています。
まとめ:健康と美の追求
東洋新薬は、将来的には新たな素材の探索などを通じて、健康食品や化粧品のODM/OEM事業をさらに発展させていく計画です。企業理念である「一人でも多くの方の健康と美に貢献」することに向け、引き続き新たな挑戦を続けていくでしょう。健康を意識する全ての皆さんにとって、手軽で美味しいプロテインは、これからますます身近な存在となるに違いありません。