デザインコンサルタントSEESAWがISMS認証を取得し情報セキュリティの強化を図る

SEESAW、情報セキュリティマネジメントシステムの認証取得

株式会社SEESAWは、UXUIデザインおよびブランディングを専門とするデザインコンサルティング会社です。この度、同社が国際的な基準に基づいた情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の認証を取得したことを発表しました。この認証は、企業が情報資産を適切に管理し保護するための枠組みを提供します。SEESAWはこの認証を得ることで、クライアントに対するサービスの信頼性をさらに高めることを目指しています。

ISMS認証の詳細

SEESAWが取得したISMSの適用規格は、JIS Q 27001:2014（ISO/IEC 27001:2013）です。認証番号はMSA-IS-449で、登録日は2021年2月24日、認証範囲にはUXデザイン業務やブランドデザイン業務が含まれます。

具体的には、UXデザインにおいてはリサーチ、プロトタイピング、WEB/UIデザインの業務を、ブランドデザインにおいてはグラフィックデザイン、ムービーやCMプランニング、ワークショップ業務を対象としています。このように、幅広い業務での情報セキュリティを強化することが可能となりました。

取得の背景

SEESAWの情報セキュリティマネジメントシステムの取得には明確な目的があります。まず、新規事業案件の増加に対する対応が挙げられます。同社では、デジタルトランスフォーメーション（DX）の推進に伴い、新規事業開発に関わる案件が約80%以上を占めるようになりました。これらの案件は企業戦略に直結するため、機密性が重要です。

顧客との契約や法的信用の保持を重視しつつ、万が一の情報セキュリティ事故が発生した場合にも影響を最小限に抑える体制を構築することが求められています。これには、リスクマネジメントと情報セキュリティに関する意識向上が不可欠です。

また、SEESAWは安定したテレワークの実現にも重きを置いています。リモートワークの普及によって、社員は自宅や自由な環境で仕事を行うことができるようになりましたが、同時に新たなリスクも生まれています。物理的なセキュリティが低い環境下での業務において、適切にリスクを分析し対応する仕組みが必要です。