「Jasmy Chain」テストネットがスタート
2023年に日本から新たなブロックチェーンが誕生しました。ジャスミーラボ株式会社が開発した「Jasmy Chain」がテストネットを発表し、これまでの「JANCTION Layer2」を全面的に刷新しました。この新しいブロックチェーンアーキテクチャは、前回のLayer2の基盤にもとづきつつ、独自の技術的進化を遂げています。具体的には、「Arbitrum Orbit」を基に、JASMYをカスタムガストークンとして活用しています。
1. テストネットの特徴
1.1 Arbitrum Orbitの採用
「Jasmy Chain」は、Arbitrum Orbitを用いることで、Ethereum互換の環境を実現しています。このフレームワークにより、プロジェクトがそれぞれ独自のネットワークデザインを行うことが可能となり、既存の共用Layer2に依存せずに開発が行える点が大きなポイントです。
1.2 カスタムガストークンの導入
この新システムでは、任意のERC-20トークンをガストークンとして指定できますが、特にJASMYを選定することで、グローバルな経済圏を活かしています。この経済圏の整備によって、ユーザーは自らのトークンを通じて取引やサービス利用がしやすくなるのです。
2. 開発者フレンドリーな環境
「Jasmy Chain」は、Arbitrum NitroによるEVM互換性を継承し、開発者にとって非常に扱いやすい環境を提供します。既存のSolidityスマートコントラクトやツール群をそのまま活用できるため、移行の際の手間が大幅に減少します。さらに、柔軟なガバナンス選択ができる点もビジネスのニーズに応じた迅速な対応を可能にします。
3. セキュリティとスループット
Arbitrumのロールアップ技術により、「Jasmy Chain」は取引のセキュリティを高めながら、処理速度を向上させることに成功しています。これにより、ユーザーは迅速にトランザクションを行うことができ、手数料も削減されています。
4. 新機能とテストネット進行中
テストネットには、JASMY Chainのトークンを無料で獲得できる「JANCTION Mint faucet」や、ミームコインを作成できる「Meme Launchpad」など、さまざまな便利な機能が搭載されています。さらに、複数のOn-chainアプリケーションとのPoC(Proof of Concept)も同時に開始しており、これによりリアルなユースケースを検証する予定です。
5. 身近なユーザー体験
ユーザーにとっての利点として、アカウントアブストラクションへの対応が挙げられます。予測可能な手数料モデルが導入され、Web2ユーザーに近い形で体験が実現される見込みです。これによって、エンドユーザーはより直感的にブロックチェーン技術を利用できるようになります。
6. 代表者のコメント
ジャスミーラボの代表取締役、原田浩志氏は次のように述べています。「Jasmy Chainは、JASMYを基盤にして、使えるブロックチェーンを日本から世界に提供していく挑戦です。Arbitrum Orbitの柔軟性とEVM互換性を最大限に活かし、ユーザーや開発者により良い体験を提供します。」
7. 会社概要
会社名:ジャスミーラボ株式会社
所在地:東京都港区北青山1-2-3 青山ビル11階
設立:2023年6月
事業内容:GPUクラウドプラットフォームの開発・運営、IPFSデータセンター事業、ブロックチェーンインフラの開発・提供
「Jasmy Chain」は、次世代ブロックチェーンとしての位置づけを強化し、今後の展開が期待されています。テストネットの進捗を通じて、どのようにエコシステムが成長していくのか、引き続き注目していきたいところです。