テクノロジー活用で介護現場の生産性向上を目指すセミナー開催

介護現場の生産性向上セミナー

2024年8月2日、佐賀で開催される「介護現場の生産性向上研修会」が注目を集めています。このセミナーは、佐賀県内の介護事業所の経営者層やミドルリーダーを対象に、テクノロジーを活用した生産性向上の具体策を学ぶ場です。

株式会社TRAPEの代表、鎌田大啓氏が講師として登壇し、現場の生産性向上に向けたガイドラインや実例を紹介します。介護業界においては、令和6年度からの介護報酬改定が影響し、生産性向上の取り組みが不可欠となっています。これは、「業務改善」という新しい柱として位置づけられ、経営者の意識改革が求められています。

参加者は、介護の現場が直面する課題やテクノロジーを導入する際の障壁についても意見を交換することが期待されます。現在、多くの介護事業所が生産性向上に関心を持ちながらも、具体的な行動に移せていないというのが現状です。「やらなければならない」と感じつつも、具体的なイメージが描けず、一歩を踏み出せない声が多く聞かれます。

そのため、本セミナーでは、テクノロジー活用の重要性を再確認し、どのようにそれを現場に取り入れていくかを考える機会が提供されます。また、セミナーの最後には、「伴走支援モデル事業所」として選ばれる介護施設3件を募集しており、具体的な支援が受けられるチャンスもあります。

セミナーのプログラム内容

1. 開会挨拶
- 公益財団法人介護労働安定センター佐賀支部支部長・前田清隆様

2. プラットフォーム事業の紹介

3. 基調講演
- 講師：株式会社TRAPE代表取締役・鎌田大啓氏
- テーマ：テクノロジー活用に基づく生産性向上戦略

4. モデル施設への伴走支援事業の説明

本セミナーは、介護現場のさらなる可能性を引き出すための重要なステップとなるでしょう。参加者は自らの施設の生産性向上に向けて、具体的なアクションプランを持ち帰ることができるはずです。