武蔵野美術大学の卒業・修了展が市ヶ谷で開催!
2025年の新春、武蔵野美術大学が市ヶ谷キャンパスで「2024年度卒業・修了展」を実施します。このイベントは1月31日(金)から2月2日(日)までの3日間、無料で参加できる展示となっており、特に注目すべきは100名を超える学生の作品が一堂に会する点です。これは、2019年に新設されたクリエイティブイノベーション学科(CI学科)と大学院の造形構想研究科クリエイティブリーダーシップコース(CLコース)の学生たちの成果を発表する場でもあります。
毎年恒例となったこの卒業・修了展ですが、今年のテーマは「連なる、広がる、巡る。」で、磁力線にインスパイアされた表現が中心です。このテーマは、学生たちが発信する言葉や作品が、小さな粒として互いに関連し合い、広がりを持ち、時には衝突しながら社会に影響を与えていく様子を象徴しています。これによって形成されたつながりが新たな創造を促すという願いが込められています。
造形構想学部 CI学科とCLコースの特徴
CI学科とCLコースは、アートやデザインのプロセスを通じて創造的思考力を養い、社会的な課題の解決を目指すカリキュラムを提供しています。この教育プログラムは、学生たちが実際の社会問題に取り組み、企業や地域とカスタマイズされたプロジェクトを通じて創造的なリーダーとしての能力を育てることに重点を置いています。社会に出る前に実践的な経験を積めることは、多くの学生にとって大きなメリットです。
参加者の目を惹く新たな試み
今年度の展示では、来場者が展覧会をより楽しめるようにAI技術が導入されます。AIチャット機能を活用し、興味のある作品に関する情報を提供するシステムが設けられています。特定のキーワードやテーマに関連した展示を簡単に探すことができ、専門用語の説明なども行われるため、さらに深い理解が促進されるでしょう。
また、CI学科の学びのプロセスを振り返る特別展示も行われる予定です。これは、市ヶ谷キャンパス内の「MUJIcom 武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス」内の共創スペースでおこなわれ、学生たちがどのような軌跡をたどって卒業制作を完成させたのか、具体的な授業内容や制作物を通じて知る良い機会となります。
参加方法とアクセス情報
卒業・修了展は、武蔵野美術大学の市ヶ谷キャンパス(東京都新宿区市谷田町1-4)で開催されます。会期は2025年1月31日(木)から2月2日(日)までの3日間で、開場時間は午前10時から午後8時までとなっております。最終入場は午後7時30分までなので、時間を忘れずにお越しください。入場は無料であり、事前予約も必要ありません。
公共交通機関を利用して、JR中央・総武線「市ケ谷」駅から徒歩3分、もしくは東京メトロ有楽町線・南北線「市ケ谷」駅、都営新宿線「市ヶ谷」駅の4番出口からも徒歩3分とアクセスが非常に便利です。
本展示を通じて、学生たちの創造的な成果を体験し、彼らの未来への希望を感じ取ってみてはいかがでしょうか。市ヶ谷キャンパスでのイノベーティブな三日間をお見逃しなく!