岡山大学の第50回RIDCマンスリー研究セミナー
国立大学法人岡山大学が主催する「第50回RIDCマンスリー研究セミナー」は、2025年11月19日(水)12:00から13:00にオンラインで開催されます。今セミナーでは、アナトリア地方の遺跡研究について、最新の調査成果が発表される予定です。
セミナー概要
このイベントは、岡山大学の高等先鋭研究院に所属する文明動態学研究所(RIDC)が取り組む活動の一環であり、同大学の研究成果を広く一般に紹介する場として企画されています。セミナーでは、研究者が自らの研究内容や進行中のプロジェクトについて自由に発表し、参加者との対話を促進することを目的としています。
発表テーマ
今回のセミナーのテーマは「後期銅石器~前期青銅器時代の中央アナトリア-キュルテペ遺跡の発掘調査成果から-」。発表を行うのは、徳島大学大学院の山口雄治准教授です。彼の研究は、銅石器時代から青銅器時代にかけての重要な文化的・歴史的背景を持つアナトリア地方の研究に焦点を当てています。
参加方法
このセミナーは、オンライン開催のため、参加にはZoomの利用が必要です。興味を持たれた方は、事前に登録を行うことで参加用のURLが送られます。参加費は無料ですので、ぜひふるってご参加ください。
参加申し込みは、岡山大学の特設フォームから行うことができます。登録後、遅れてセミナーに参加するためのリンクが送られる仕組みになっています。
歴史的背景
アナトリア地方は、トルコのアジア側に位置し、古代の先進的な文化が栄えた地域です。この時期は、メソポタミアを中心に、都市が人類史上初めて成立し始めた重要な時代でもあります。しかし資料の不足により、東西アナトリアの比較や、時期の区分等には多くの未解決問題が残っています。
そこで、岡山大学の研究チームは2008年からキュルテペ遺跡に対する調査を続けており、新たな発見を重ねています。今後は、これまでの調査成果を通じて、物質文化の変遷や年代の新しい視点を提供していく考えです。
交流の機会
セミナーの参加者は、研究者や教育者ばかりでなく、一般の方々も含まれます。研究に興味がある方、方法論を学びたい方、または単に新しい知識を得たい方にとって、このセミナーは貴重な交流の場となるでしょう。
まとめ
岡山大学の第50回RIDCマンスリー研究セミナーは、歴史的なテーマを扱う国際的な研究に関心がある方なら誰でも参加できるイベントです。興味ある方はぜひ登録して、この貴重な機会をお見逃しなく!
詳細やお申し込みは、岡山大学文明動態学研究所の公式サイトをご覧ください。