株式会社Rainmakersが経営管理プラットフォーム「DIGGLE」を導入し予実管理の精緻化を目指す

経営管理プラットフォーム「DIGGLE」の導入背景

株式会社Rainmakersが2025年8月より、経営管理プラットフォーム「DIGGLE」を正式に導入することを発表しました。これは、同社が化粧品ブランド「CipiCipi」や「Wonjungyo」の販売や企画を手がける中で、経営資源の戦略的な投資判断を支えるために設けた重要なステップです。これまでの業務フローでは、属人化した予実管理が課題となっており、より精緻な業務運営を目指すために全社での協力体制が必要とされていました。

「DIGGLE」の導入目的

「DIGGLE」を導入する背後には、事業部間の連携を深め、より透明性のあるデータ管理を促進したいという意図があります。具体的には、以下のような効果を期待しています。

- 属人的な運用の撤廃：事業部ごとに異なる表計算ソフトの使用をやめ、全社で一元化したデータ管理を実現。これにより情報が迅速かつ的確に流通します。
- 経理担当者の業務効率化：従来、時間を要したPL（損益計算書）の確認が、数回のクリックで済む運用が可能となります。
- ブランドマネージャーの主体性：社内予算フローの確立により、各ブランドマネージャーが積極的に予実管理に関与できる環境を整えます。

選定理由

導入にあたっては、「DIGGLE」の次のような特徴が評価され、選定に至りました。

1. 細かい予実管理が可能：予算内容の粒度が高く、詳細な分析ができます。
2. 簡素なレポート作成：ブランドごとのPLやレポート作成が容易に行えること。
3. 支援の手厚さ：カスタマーサポートが充実しており、運用に関するコンサルティングにも期待が寄せられています。
4. 使いやすいUI/UX：視覚的にわかりやすいデザインが操作性を向上させます。

株式会社Rainmakersとその事業について

株式会社Rainmakersは、2019年に設立された化粧品メーカーであり、主に「Wonjungyo」や「CipiCipi」といったブランドを展開しています。また、バラエティショップ帳との卸業務や化粧品OEMの企画にも取り組んでいます。

会社概要

- 所在地：東京都中央区日本橋2-9-10 L.Biz日本橋4F/11F
- 代表取締役社長：宇佐美眞
- 資本金：500万円

このような体制の確立を通じ、企業の成長を実現するべく新しい経営管理システムを導入し、さらなる発展を目指します。

DIGGLEの概要

「DIGGLE」は、「組織の距離を縮め、企業の未来の質を上げる。」という理念のもと、経営資源の合理的な配分を実現するプラットフォームです。業務情報を一元化し、社内での流通を促進させることで、余剰予算の可視化と迅速なリソース配分を行います。さらに、「DIGGLE」は、SaaS型の予実管理市場において2024年度のシェア率No.1を達成した実績もあります。

今後の展望

今後、DIGGLE株式会社はさらなるプロダクトの展開を計画しています。2025年には「DIGGLE人員管理」と「DIGGLE売上予実管理」を順次運用開始する予定です。このような取り組みを通じて、企業の成長を支える基盤を強化していく方針です。これにより、企業が持つ「ヒト」「モノ」「カネ」の管理がより効率的になり、経営判断の質を高める成果を期待しています。

「DIGGLE」の導入は、Rainmakersにとって新たな経営戦略を再構築するための一歩となるでしょう。今後の期待が高まります。