創業支援プログラム「Out of BOUNDS」Demo Day開催
2024年に入り、注目の創業支援プログラム「Out of BOUNDS」の第1期Demo Dayが開催されました。このイベントには全21名の起業家候補が参加し、熱気あふれるピッチが繰り広げられました。中でも、特に注目を浴びたのは「Omiisay株式会社」。彼らのビジョンが高く評価され、見事優勝を果たしました。
「Out of BOUNDS」の理念
このプログラムの名称「Out of BOUNDS」には、従来の枠組みに囚われず、新しい挑戦を恐れずに行うという強い意志が込められています。主催者側は、今後の日本と世界の社会インフラを支えるスタートアップの創出を目指しています。
Demo Dayのハイライト
Demo Dayには約50名のベンチャーキャピタルやエンジェル投資家が集まり、熱心に各チームの発表を聴きました。参加した5チームそれぞれが個性溢れる事業仮説を元に、自身のプロジェクトをプレゼンテーションし、投資家たちの興味を引くことを目指しました。
優勝:Omiisay株式会社
優勝したOmiisay株式会社は、海外に進出するための新しいサービスを提供しています。特に、現地法人を設立することなく英国店舗の出店が可能になる「おみせサービス」を展開しており、今後の成長が大いに期待されます。代表の金田まいか氏は、海外進出を支援するという明確なビジョンをもとに事業を進めています。
準優勝:株式会社ラティオ
準優勝に輝いたのは、生成AIを利活用した業務効率化を目指す株式会社ラティオです。経理や労務、法務などの煩雑な業務を効率的に行うための「ラティペン」を提供し、企業が本来の業務に専念できる環境を整えます。加賀屋亮氏は、バックオフィス業務のデジタル化が進む中、その必然性を訴えました。
入賞:イオリア株式会社とその他のチーム
入賞したイオリア株式会社は位置情報を活用した新感覚のソーシャルメディア「Spots Ninja」を提案し、地域の魅力を瞬時に発見できるサービスを紹介。CAPER株式会社も、営業組織の効率化を狙うAIエージェントを開発しており、今後が気になるところです。
審査員のコメント
審査員として参加した業界のプロフェッショナルたちからは、各チームの独自性やビジョンに対する前向きな評価が述べられました。特に、Omiisay株式会社の海外進出支援事業に関しては、今後の市場ニーズに合致したアプローチであるとの評価を受けました。また佐賀の松原氏は、地域における生活圏情報のデジタル化が待たれると話しました。
次期プログラムの案内
今回のDemo Dayが充実した内容だっただけに、次期「Out of BOUNDS for Biz」にも大いに期待が寄せられています。2024年12月から、次の参加者募集が行われる予定です。これから起業を目指す方々にとって貴重な機会となるでしょう。
会社概要
ON&BOARD株式会社は、スタートアップの発展を支援するために今後も様々な取り組みを進めていく考えです。興味がある方はぜひ参加を検討されてはいかがでしょうか。この素晴らしいイベントの数々に注目し、起業の世界に飛び込むチャンスを逃さないでください!